冷暖房完備の「納骨堂」や「ネット墓」!? 意外と知らないイマドキお墓事情

#くらし   
LEDのイルミネーションが美しい万松寺の納骨堂


従来までは公営の墓地など“一般墓”を終の棲家に選ぶ人がほとんどでしたが、近年では様々な種類のお墓が登場している模様。いざという時にバダバタしないためにも、”お墓選び”は早めにしておいた方が良いのかもしれません。

 

“イマドキのお墓”には様々な種類が


12月20日放送の「あさイチ」(NHK)では“イマドキのお墓選び”を特集。最近選ばれている様々な種類のお墓に、視聴者の注目が集まりました。

まずは都市部で増えている「納骨堂」。「位はい式」「ロッカー式」「機械搬送式」「仏壇式」といったタイプのある室内型のお墓で、“エキチカ”“冷暖房完備”“掃除いらず”などの条件が人気を博しています。一方でエレベーターなどの設備にお金がかかるため、一般的なお墓に比べると年間管理費はお高め。また、ビル型の施設にたくさんの方が納骨しているため、お盆などの混雑時には順番待ちになることもあるそうです。

お次は女性に人気な「樹木葬」。こちらは、自然の野山などに遺骨を埋める「里山タイプ」、公園のような雰囲気を持つ「公園タイプ」、ガーデンテラスのような雰囲気の「庭園タイプ」といった3つのタイプがあります。

【写真】樹木を墓標にして遺骨を直接大地に埋葬する「樹木葬」


そして「家族に迷惑をかけたくない!」という人や、お一人様などに人気なのが「合同墓」。例えば「築地本願寺」の合同墓の場合、仏様の足元にある床下スペースに、1万人以上の遺骨が収容されています。値段は他のお墓と比べるとお安めで、年間管理費もかかりません。

番組で紹介された様々なお墓に、視聴者からは「値段も種類も色々なものがあるんだなぁ…」「お墓選びは誰にとっても他人事ではない問題。しっかり考えないと」「納骨堂のハイテクさがすごい」「樹木葬の土にかえる感じが気楽で良さそう」といった声が上がっています。

 

現在注目されているハイテクお墓


番組で紹介されたもの以外にも、最近では様々な種類のお墓が登場しています。中でも注目を集めているのが“ネット墓”。「観音院」や「本寿院」というお寺は、インターネット上にお墓を開設できる「ネット霊園」を開設しています。また実在するお墓を持っている人を対象とした“ネット墓参り”も、近年注目を集めています。

さらに、11月21日の国際ニュース通信社「ロイター」の発表によると、香港の新企業「iVeneration.com」が、VR空間にお墓を設置できるシステムを開発したとのこと。背景には、死者の灰を保管する場所が土地不足で高額になり、儒教の教えを守るのが困難になってきたという事情があるそうです。

時代の推移とともに多様化していくお墓事情。今後はどのようなお墓が登場するのでしょうか。

ネットでお墓参りができる時代に

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