品種名が中二病? 栄養たっぷり「ほうれん草」の効能&意外な小ネタ

季節を問わず食卓で見かける「ほうれん草」(菠薐草)は、古くはシルクロードを渡って中国から日本に伝わった野菜です。
ほうれん草の「ホウレン」とは中国の唐代に「頗稜(ホリン)国」(現在のネパール、もしくはペルシアを指す)から伝えられた事によるそうで、後に改字して「菠薐(ホリン)」となり、日本では転訛して「ホウレン」となったとのこと。今回は、このほうれん草についての基礎知識や雑学、レシピをご紹介!
病気をふせぎ、骨を強くしてくれる野菜
ほうれん草にはビタミンCやβカロテン、鉄分といった栄養素がたっぷり詰まっています。その中でも、特に多く含まれているのが抗酸化物質であるβカロテンです。この栄養素には、ガンの予防や喘息の症状を緩和するといった効果あると言われています。
さらに、ほうれん草の赤い根っこの部分には、骨の形成に働きかける栄養素のマンガンが含まれていて、丈夫な骨を作るのに役立つ野菜でもあるんです。

実は、暑さに弱いほうれん草ですが、農家の方々が、独自に土壌や品種を改良したり、ビニールハウス栽培などを推進した結果、今では一年中栽培することが可能になっています。
「品種名が強そう」とTwitterで話題に
ほうれん草にはさまざまな品種名がありますが、中でも住化農業資材が開発しているほうれん草の品種名が“強そう”だと、Twitterで注目を集めました。

「バハムート」「イフリート」「ルーク」「ビショップ」「ペルセウス」「アルデバラン」といった神話の魔獣やチェス用語、星座の名前などを冠した品種名で確かに強そうです。あるTwitterユーザーが「ホウレンソウの品種名は皆やたら強そうなのだが、その中でも住友化学は飛び抜けて強い」と指摘したところ、1万5000回以上リツイートされるなど大きく話題になりました。
おいしいうえに栄養価が高く、料理にも使いやすいほうれん草(しかも強そう)。この機会に、ぜひほうれん草を使った料理のレパートリーを増やして、より健康的な食卓を目指してみては♪
【関連レシピ】ほうれん草ハムエッグ
定番ハムエッグをかわいくアレンジ。

<材料>(2人分)
ロースハム…3枚
卵…2個
ほうれん草…小1わ(約200g)
バター、塩、こしょう、サラダ油、粗びき黒こしょう
<作り方>
1.ほうれん草はラップで包み、電子レンジで約2分加熱し、水にとって水を絞り、3~4cm長さに切る。ハムは放射状に6等分に切る。
2.フライパンにバター10gを溶かし、ほうれん草を炒め、塩、こしょう各少々をふり、いったん取り出す。
3.3の中央に卵1個を割り入れ、半熟状になるまで焼く。フライ返しで皿に盛り、塩、粗びき黒こしょう各少々をふる。残りも同様に作る。ほうれん草で円を描き、ハムを並べて「土手」を作る。そこへ卵を落として焼く。
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