スイーツもおまかせ! いま話題の「ライスジュレ」はグルテンフリーの新食材

なにより、米だけで作っているので、小麦アレルギーの原因とされるたんぱく質の一種、グルテンをいっさい含みません。小麦アレルギーでも、「ライスジュレ」で作られたパンやうどんなら安心して食べられるのです。
すでに大阪のお好み焼きチェーン『千房』では「ライスジュレ」を採用し、グルテンフリーのお好み焼きメニューの提供がスタートしているそうです。このように、外食産業でも採り入れられるようになれば、小麦アレルギーの方が食べられるメニューの幅が広がりそうですね。

米粉にはないメリットがたくさん!
米を使ったグルテンフリー食材といえば「米粉」もありますが、今回話題となった「ライスジュレ」は、どこが違うのでしょうか?
一番の違いは「コスト」です。農林水産省でも、「日本人の米離れ」を懸念して、米の新たな利用法として「米粉」の増産に取り組んできました。しかし、ヤンマーの公式サイトに掲載された、ライステクノロジーかわち株式会社の橋本氏、杉山氏のインタビューによると、小麦よりも硬い米の製粉はコストがネックになっていたんだそうです。

その点、「ライスジュレ」はゲル化するだけなので、製粉するよりもコストがかからずに済むそうです。じつは、このゲル化自体も偶然の産物で、インタビューによると「おかゆの米粒を潰すためにフードプロセッサーにかけた」ことが、この画期的な発明につながったのだとか。
コストが低いということは、製品化もしやすいうえに、外食にも採り入れやすいということです。さらに、「ライスジュレ」は米の風味が米粉より少なくて料理に使いやすい、高い保水性のおかげで弾力が維持しやすいというメリットもあります。
米の新たな可能性として、にわかに脚光を浴び始めた「ライスジュレ」。今後の商品展開や食材としての活用法に注目していきましょう。
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