栄養満点で安価なのはいいんだけど… “魚の頭”ってどう調理すればいいの?

あげくの果てには、オーブンにまるごと放り込む始末で、だいぶ困惑している様子がうかがえます。

確かに魚の頭は一般家庭だとあまり馴染みのない食材ですが、調理方法さえ知っていれば「安い」「美味い」「栄養たっぷり」の3拍子がそろっていてかなりお得。とくに目の周りにはコラーゲンやDHAが豊富に含まれているので、普段から積極的に食べておきたいところです。
そこでここからは魚の頭の調理方法を見ていきましょう。河市水産株式会社の公式サイトでは、ブリよりはサイズが小さい“真鯛の頭”を使った「真鯛の兜煮」の作り方が紹介されています。まず沸騰したお湯の中に真鯛の頭を入れ、周りが白っぽくなってきたら氷水の中へ。ここで残った鱗や汚れを綺麗に落としてください。
その後、鯛のあらを鍋に並べて酒と水を投入。クッキングリードと落としぶたをして、中火にかけます。鯛の“目玉”が白くなってきたら砂糖とみりんを加え、アクを丁寧に取りながらさらに加熱。煮汁が1/3程度の量になるまで煮立てていき、薄口しょうゆを加えて照りがつくまでコトコトと火を通しましょう。
最後に濃口しょうゆとしょうがの絞り汁を加えてもう一煮立ちさせたら完成。生臭さを残さないために、こまめにアクをとるのがポイントです。
特大サイズの“ブリの頭”を調理するには?
また「カネト富樫水産」のスタッフブログでは、Twitterでも話題となった“ブリの頭”を下処理する方法が掲載されていました。同サイトによると、まず包丁を口から入れて半分に。この時に前もってエラとカマの部分を取り除いておくと、簡単に半分に出来るそうです。

処理後は煮ても焼いてもよいのですが、目の上にある肉だけを切り取っても美味しく食べられるのだとか。ここはマグロでいう“ツノトロ”にあたる部位で、身に脂が絶妙なバランスで含まれています。
また“筋肉料理人”という肩書で親しまれている料理研究家・藤吉和男は、自身のブログで“ぶりのかぶと焼き”の作り方を紹介。カマの部分についている鱗をとったら、日本酒と塩を振って電子レンジの中へ。オーブン機能でこんがりと焼き上げたら出来上がりです。

魚焼きグリルには入らないブリの頭でも、電子レンジのオーブン機能なら丸ごと加熱することが可能。市場などで魚の頭を安く手に入れた際には、是非試してみてはいかが?
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