“非婚派”の生き方も否定しない。「ゼクシィ」の新CMが支持される背景

#くらし   
結婚賛成派も非婚派も認め合うことが大切


結婚するもしないも個人の自由のはずなのに、ついどちらかの立場に立って“結婚”に対する考えを押しつけ合ってしまうことも。そんな中、結婚準備の総合情報誌「ゼクシィ」の新CMキャッチコピーが秀逸の出来だとSNSで話題になっています。

誰の人生も否定しないキャッチコピー


昨年からテレビで放送されている「ゼクシィ」CMのキャッチコピーは、「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」。CMは、風船を持った花婿に花嫁が抱きついて穏やかに微笑み合う「風船篇」と、噴水のど真ん中で両手を広げる花婿のもとに花嫁が駆け寄る「噴水篇」の2パターンがあります。

どちらのCMもたった1人の人に出会えた歓びを噛みしめる2人の姿が印象的で、結婚に憧れを抱く人からは「早く幸せをつかみたい」「“いつか”じゃなくて“今”結婚したいと思ってしまった」「初めて見た時泣けたよ。誰か私をもらって!」といった共感の声が続出。

【写真】ゼクシィ10代目CMガール・佐久間由衣


また既婚者からは、「マリッジブルーの時にCMを見て、出会えたのはやっぱり奇跡なんだって思えてそのまま結婚した」「結婚までの過程が大切だったんだと素直に思える」という経験談も。

そして、結婚を“幸せな未来”としつつ非婚派を一切否定しないのがこのキャッチコピーの秀逸なところ。SNSでは、「『結婚しなくても幸せになれるこの時代に』と入れたことで、誰の人生も否定していないのがすごい」「結婚押しつけウゼェ感が全くないところに好感を持てる」「独身=不幸せという偏見がないのが素晴らしい」といった意見が。生き方の多様性を全面に押し出しているキャッチコピーは、さまざまな立場の人に受け入れられているようです。

なぜ結婚するのか?


では、世間のカップルはどのような瞬間に結婚を決めたのでしょうか? 女性向け大手掲示板では、「食べ物の趣味、お金の価値観、笑いのツボが合う」「酒を飲んでも変わらない、喧嘩しても怒鳴らない、真面目に仕事をする」などの条件をクリアしたから結婚したというリアリストから、「2人で老後も仲良く歩く姿が想像できた」「一緒にコーヒーを飲んでいるだけで楽しかったの」といったロマンチストまでさまざまな人がいます。

中には「先に妊娠したから」という“せざるを得ない状況になったから結婚した”人もいますが、厚生労働省の調査によると今や授かり婚は全体の約4分の1を占める時代。赤ちゃんが2人の縁を結んでくれたと思う人も多いよう。

「ゼクシィ」のキャッチコピーのように、結婚しなくても幸せを感じているにもかかわらず結婚したいと願う人に出会えたら、その時がちょうどよいタイミングなのかも?

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