子育てママの「自分の時間が欲しい」という言葉は何を意味しているのか?

#くらし   
小まめに声をかけて“後追い”を克服


子どもが生まれると、親はどうしても子ども中心の生活になりがち。ベビーシッターマッチングサービス「キッズライン」が行ったアンケートでは、育児中のストレスの原因として「自分の時間がない」という回答が一番多く寄せられていました。しかし世のお母さんたちの「時間が欲しい」という言葉は、一般的な捉え方と若干異なるようです。

お母さんが欲しいのは「トイレをする」時間?


先日、とある母親の心の叫びが話題になりました。世の中のお母さんが良く口にする「自分の時間が欲しい」という言葉は、遊ぶ時間が欲しい訳ではなく「ゆっくりトイレをしたい」「中断しないで食事をとりたい」といった意味なんだそうです。

ネット上では「めっちゃわかる! トイレ行くときも風呂に入るときもずっと子どもがついてくるからゆっくり出来ないんだよね」「旦那に『2~3時間面倒みるからたまには休んだら?』って言われたけどそうじゃないんだよね。本当にこっちはご飯がゆっくり食べたいだけ」「いただきますからご馳走様まで席を立たずに食事を摂りたい」と共感の声が相次ぎました。

また「伸びてないカップラーメンを食べるだけで幸せになれる」「スーパーで自分のペースで買い物が出来るとなんか勝った気になるよね。何に勝ったかはしらないけど」「トイレはいつも子どもに実況しながらすませてる。外出先だと恥ずかしい」といった“お母さんあるある”も。みなさん一時も目を離せない子どもの世話に手を焼いているようです。

どこに行くにもついてくる子どもの“後追い”対処法


【写真】赤ちゃんの後追いを卒業させるにはどうすれば?


どこに行くにも何をするにも一緒にいなくては気が済まない、子どもの“後追い”。親としては可愛いものですが、「たまには一人にさせて! ちょっとでいいから」と叫びたくなる時もありますよね。大体1歳~2歳までがピークと言われている後追いは、どのように対処すれば自分の負担を軽減できるのでしょうか。

まず基本的なものとしては、小まめに声をかけて子どもを安心させてあげると良いでしょう。例えばトイレに行くときは行きと帰りに声をかけ、ちょっと離れても必ず帰ってくることを子どもに教えこんでみてください。

また「いないいないばあ」は、後追いを卒業させるための訓練になるとも言われています。ちょうど後追い真っ盛りの時期は、「いる・いない」についての認識が発達しきっていません。そのため母親が姿を隠してしまうと、子どもは「このまま帰って来ないのでは?」と不安になり後追いの原因に。そこで「いないいないばあ」を繰り返すことで、「一時的にいないだけ」という状況に慣れさせてあげましょう。

ちなみに「うちの子は後追いしてこない…」と心配になる親もいるようですが、柏崎市の子育て応援サイト「すくすくネットかしわざき」によると、「いないいないばあ」を楽しむことが出来るなら特に問題はないとのこと。加えて「無理に隠れたりして不安にさせることはやめましょう」と注意を喚起していました。

親の姿が見えなくなるとすぐに泣きだしてしまう子どもの世話は大変ですが、少しでも負担を減らしながら後追い期を脱出できると良いですね。

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