4月の知っトク！ この時期にお役立ちの「お金」情報3選

レジで財布を開いてみたらお金が足りない！　そんなときでも慌てることがない時代になりそうです。スマホのアプリを使った支払いが急速に増えてきているからです。

やり方は、アプリをダウンロードし、決済に使うクレジットカードなどを登録するだけ。「Apple Pay」はレジのリーダーにスマホをかざす方式、「楽天ペイ」は、アプリ内のバーコードを表示あるいはQRコードを読み取る方式で、支払いが済むのです。楽天ペイは支払いで楽天スーパーポイントが貯まり、また支払いにも使えます。

さらに、4月からはドコモが街中での決済に使える「d払い」をスタ―ト。アプリを開き、レジでバーコードを表示するだけ。

料金は携帯料金とのまとめ払いに（ドコモユーザーの場合）。大手銀行がQRコード決済の統一規格作りに乗り出したとのニュースも流れ、キャッシュレスへの動きはますます進みそうです。

【POINT】先にクレジットカードを登録しておけば、現金を出さずに支払いが完了

　

旅行費用を安くするならカード会社へ

これからの旅行シーズンに、パックツアーを予約するなら、クレジットカード会社のトラベルデスク経由がオトク。ツアー代金が3～5％割引になることがあるからです。

三井住友カード「VJトラベルデスク」、三菱UFJ ニコスカード「ツアーデスク」、セゾンカード「tabiデスク」などのサイトを見て割引対象になるツアーを探し、トラベルデスクに電話して予約を申し込むだけ。

旅行代金は、その会社のクレジットカードでの決済になります。旅行会社で申し込むときとすることは変わらないのに割引になるなんて、やらないのはもったいないですね！

【POINT】トラベルデスク経由で予約すると3～5％引きになるツアーも！

　

自転車を買ったら自転車保険に入る？

子どもの入学進学のため、新しく自転車を買うことが多い時期。販売店で自転車保険に入っていませんか？　ほかに自動車保険や火災保険に入っているなら、他人にケガをさせたときに備える「個人賠償責任補償」を特約でつけたほうが、単体の自転車保険に入るより安くすむ場合があります。また、すでに特約をつけているなら補償が二重になってしまいます。

ただし、補償金額は確認を。過去には自転車事故で1億円近い賠償額の命令が出たこともあり、少なくとも 1億円以上、できれば無制限が安心です。なお、事故に対応する「弁護士特約」・「示談交渉サービス」も、ぜひつけましょう。

【POINT】自動車保険・火災保険の特約で同じ内容の補償をつけることも可能

スマホをお財布代わりにしてポイントを貯めたり、パックツアーをおトクに利用したり。ちょっとした耳寄り情報を上手に活用して、この春も家計にやさしい暮らしを！

イラスト＝ゆもとかなえ　編集協力＝松崎のり子