これからのシーズン必見!「正しいUVケアの新常識」で肌を守ろう

#美容・健康   

日ざしが強くなるのと同時に忍び寄るのが、美容に大敵の紫外線。日焼けにまつわる考えが、昔のままで止まっていませんか? 紫外線研究は日々進歩し、同時にコスメの機能も年々アップしています。思い込みを払拭し、正しいケアをすることで未来の肌が違ってきますよ! まずは、UVケアしたときとしないときの違いを見てみましょう。

 

UVケアなし子さんとUVケアした子さんの違い


もしかして、あなたの日常と同じでは…?


ちょっとの時間の積み重ねが、シミ発生率を高めることに。また、シミだけでなくごわつきやシワも紫外線が原因です!

【全画像を見る】これが正解!のUVケア


目から入った紫外線が、シミなどを発生させる原因になるので、サングラスなどでガードしておきたいですね。今や塗るだけでなく、スプレータイプなどさまざまなアイテムを上手に使いましょう。

 

「紫外線の影響は、毎日少しずつ積み重なっていくものです」


「UVケアは一年を通じて行なうもの」と教えてくれたのは、ウォブ クリニック 中目黒の髙瀬聡子先生。「というのも、紫外線にはUVAとUVB、2つの波長があり、UVAは一年を通して降り注いでいます。また、UVBは春先から真夏にかけてピークを迎えます」。

UVAは、波長が長いため、浴びると肌は一度褐色になるだけで、すぐに元の肌色に戻るのですが、実は、皮層にまでダメージを与えるため、シミやたるみの原因となるのだそう。一方、UVBは、私たちがイメージしている“日焼け=肌が黒くなる”という現象を引き起こす原因となるのだとか。

「UVAは、すぐに目に見える形でダメージを与えるわけではありませんが、細胞の遺伝子を傷つけるため、肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲンなどの生成力が低下する原因につながります。今では、肌の老化の8割は年齢ではなく紫外線といわれるほどですから、日焼け防止だけでなく、アンチエイジングのためにも紫外線対策は欠かせません」。未来の美肌のためにも早速UVケアを始めましょう!

 

その考え、もう古いかも!? 最新UV Q&A


Q1. 家の中にいれば日焼けしないでしょ?

A1. UVAは窓ガラスを突き破って入ってきます

紫外線はさまざまな波長となって地上に降り注いでいます。「UVAは波長が長いため、 UVBに比べると地上に多く降り注ぐ特徴を持っています。同時に雲や窓ガラスも通り抜けやすいので、一年を通じて注意が必要です」(髙瀬先生)。特に春は、UVAもUVBも量が増えてくる時期。対策をしっかりしましょう。

●UVA:浴びると、肌が一度褐色になり、元に戻る現象を引き起こす。日焼け止めでは、+の数で防御の度合いが示されます。

●UVB:肌にやけどを負わせて皮膚ダメージを与える波長の短い紫外線。日焼け止めではSPF値で防御指数が表示されます。

 

肌老化は紫外線が原因!


Q2. 私は黒くなりにくいタイプだから平気!

A2. シミだけじゃない! シワやたるみなどの肌老化は紫外線が原因!

髙瀬先生いわく、 UVBにより肌が黒くなるのは、実は肌の防御反応によるものだそう。「それよりも注意したいのがUVAによる真皮層へのダメージです。肌のハリや弾力のもととなる成分の生成力が低下するばかりか、皮膚ガンなどのリスクも増える可能性も」。美肌&健康のためにもUV対策は肝心!

 

Q3. 日焼け止めってベタつくから苦手で …

A3. ウォーターベースやのむ日焼け止めなども!

日焼け止めがベタつくなんて思い込みはもはや昭和の感覚! ローション状やウォーターベースなどさまざまなタイプのものが登場しています。また最近では、UVケアをサポートするのむ日焼け止めサプリなどにも注目が集まっています。自分の好みの質感や用途に合ったものを見つけてみては?

 

こんな油断に泣かないために…


Q4. 日傘や帽子を使えば OKでしょ?

A4. 実は、アスファルトの照り返しで肌はダメージを受けています

太陽から降り注いでいる紫外線の約8割が、アスファルトにより反射すると教えてくれた髙瀬先生。「気づかないうちにあごの裏などが日焼けしていたという人も多いのですが、それらのほとんどが照り返しによるもの」。帽子や日傘はもちろんですが、やっぱり日焼け止めでしっかりケアするのは欠かせません。

 

Q5. 日に当たらないと骨がもろくなるんでしょ?

A5. 日光浴も5分程度でOKといわれる時代です

骨を作るのに欠かせないビタミン Dは日光浴により生成できるとされていたけれど……。「もちろん、日光浴は健康のために大切ですが、ビタミン Dに関しては、手のひらを5分ほど日に当てる程度で1日に必要な量が生成できるといわれています。それよりも今は、紫外線を浴びることで免疫力が低下するという研究に注目が集まっています」(髙瀬先生)。

 

Q6. 日焼け止めって肌が荒れそうで…

A6. 赤ちゃんや敏感肌の人でも使えるタイプが多く出ています

敏感肌用のブランドからも多くの日焼け止めが登場しています。中には赤ちゃんから使えるアイテムも。その多くが植物成分などを配合し、肌をやさしくいたわりながら紫外線ダメージから守ってくれます。最適な1本が見つかれば、家族みんなで使えるはず。

 

Q7. クレンジングで落とさないとダメでしょ?

A7. お湯や石けんで落ちるものもありますよ!

専用のクレンジング剤で落とすことが絶対といわれていた時代はもはや昔! 成分やテクノロジーの進化により、お湯や石けんで落ちる日焼け止めが最近の主流です。ドラッグストアをはじめ、ナチュラル系コスメのお店に行けば、クレンジング不要のアイテムが必ず見つかります。

 

Q8. 日焼け止めは面倒…

A8. 虫よけやPM2.5を防止する効果を持つ一石二鳥アイテムも!

ここ数年の日焼け止めの進化は目覚ましいものが! 紫外線防止だけでなく、虫よけ効果や肌の老化の原因となる大気汚染、ブルーライトなどから肌を守る機能を持ったものも多く発売されています。もはや日焼け止めは、焼けないためではなく、美肌のために「塗らなきゃ損!」なアイテムだと心得て。

 

【日焼け派さんだってメンテナンスしながら焼いてますよ!】

小麦肌派も実はしっかりケアしてる!


一年を通して小麦色肌をキープしている人も、実はムラ焼け防止に、SPF値の低い日焼け止めを塗り日焼けを楽しんでいます。日焼け止め=焼かないためのものという常識は捨てましょう。小麦肌派も白肌派も、日焼け止めを賢く使う時代です。

いかがでしたか? あなたの日焼けに関する知識は昔のまま? 最新? まずは思い込みを捨てることが、キレイな肌を手に入れる近道です。

撮影=高嶋佳代 ヘア&メイク=千葉智子(ロッセット) スタイリング=中村美保 モデル=大浦サト イラスト=高橋ユウ 編集協力=畑中美香 石原輝美(smile editors)

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Information

教えてくれたのは:髙瀬聡子先生
美容皮膚科ウォブクリニック中目黒総院長。アトピー治療からレーザー治療まで幅広く診療。雑誌をはじめ各メディアで活躍。

 ▼今だけチャンス! 締切は5月31日(木)まで




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