今年こそ紫外線に負けない! 美肌ライフのための「UVケア」Q&A

#美容・健康   

いざ、紫外線対策をしようと思ったときに「これでいいの?」と疑問に思うことがあるはず。そこで、ヘア&メイクアップアーティスト・千葉智子さん、美容皮膚科ウォブクリニック中目黒の総院長・髙瀬聡子先生、美容エディター・畑中美香さんの3人の美のプロフェッショナルに、正しい UVケアのハウツーを聞きました。これからの美肌ライフに役立てて!

Q. ムラなく塗るコツは?


【A. 顔に5点置きして、内から外へのばすように塗り広げて】

「コツは少量ずつ塗ること。顔の高い位置から全体に広げることで均一にムラなく塗れます。また、最後に手のひらでなじませることで、白浮きせずに自然な仕上がりに整えることができますよ」(千葉さん)。

1. 均一に顔全体に塗れるよう、少量ずつ手のひらにとる。

欲張らずに、少量ずつとって


2. 額、両ほお、鼻先、あごの5点にのせる。

【写真を見る】日焼け止めをムラなく塗るには、5点置きがコツ


3. 指の腹全体を使って、内から外へ点置きしたクリームをのばす。

顔の内側から外側へスーッと


4. 塗り広げ終えたら、手のひらを使って全体を押さえなじませる。

手のひらでやさしくプッシング


Q. 塗り直しってどうすればいい?


【A. 余分な皮脂をティッシュオフしてから塗り直すのが正解です】

「皮脂をティッシュオフしたあと、上記の塗り方と同様に5点置きして全体になじませましょう」(千葉さん)。「パウダータイプの日焼け止めなら、手軽にメイク直しとUVケアができるので便利です」(畑中さん)。

1. 汗や皮脂がにじんでいる部分をティッシュで軽くオフする。

やさしく押さえる感じで。ゴシゴシは厳禁!


2. 小鼻など細かい部分は指先を使って丁寧に。

細かい部分こそ丁寧に


3. 全体にムラなく塗り直し、凸部分は重ね塗りするのがおすすめ。

額、両ほお、鼻先、あごは重ね塗りを


Q. 腕は手に広げてからのばすべき?


A. 直接塗って、腕をひねるようにして全体にのばして

面積の広いボディの塗り方が分からない人も多いはず。「本体から直接ライン状に出すと、塗り残しなく効率的です。特に腕や足などは裏側までしっかり塗るために、雑巾を絞るようなイメージで手のひら全体を回転させながら塗りましょう」(千葉さん)。

1. 日焼け止めクリームを、ライン状に直接出す。

腕に直接スーッとでOK


2. 手のひら全体を回転させて塗り広げる。

裏側までしっかりと広げて


Q. 日焼けし過ぎてヒリヒリ …どうすればいい?


【A. まずは冷やすのが先決! そのあとで美白アイテムでケアを 】

「ヒリヒリする日焼けはやけどと同じです。とにかく冷やし、赤みなどが収まったら化粧水でしっかり水分補給を」(高瀬先生)。「その日の夜は、シートマスクなどで集中的にケアするのが◎」(畑中さん)。

やさしく冷やすのが何より大切


冷やしたタオルや保冷剤で肌を押さえて。こするのはNG!

Q. SPFやPAの選び方がよく分からない


【A. 日常生活はSPF25~30程度でOK。+記号はUVAを防ぐ指標です】

UVBを防ぐ指標がSPFで、最大値が50+。PAはUVAを防ぐ指標で、++++を最大として表わします。「数値が大きいからといって UVカット効果が続くということではないので、こまめに塗り直すことが何よりも大切」(高瀬先生)。

SPFはUVBを防ぐ指標、PAはUVAを防ぐ指標


Q. スプレータイプって塗れているかが分からないのだけど…


【A. スプレータイプは髪の日焼け予防や仕上げのベールと捉えて。ボディに使うときは近づけてスプレーを!】

「肌に塗るときには、ミストが散らばらないよう直接噴射して手でなじませます」(髙瀬先生)。「髪に使うときは、 20cmほど離し15秒以上は噴射を。クリームと併用し、仕上げのケア的に使って」(畑中さん)。

スプレー後は手でのばして


ボディは5cmほどの近距離でスプレーし、手でのばし広げて。

20cmほど離して、まんべんなくスプレー


髪は上からベールで覆うように、まんべんなく回しかける。

Q. 海に行くときに注意するべきことは?


【A. 細部まで塗り忘れないことと、こまめな塗り直しを!】

「海やキャンプなど、一日外にいるときはこまめな塗り直しが大切。2~3時間ごとに塗り直したいもの」(千葉さん)。「首の後ろやうなじ、もみあげ部分は、塗り残しがちな部位なので念入りに」(髙瀬先生)。「海などに行く際には、塗る日焼け止めとのむ日焼け止めのダブルでケアするのも効果的です」(畑中さん)。

耳の裏や首の後ろなどは塗り忘れがちなので、しっかりケアを。

どこから襲ってくるか分からない紫外線をシャットアウトするつもりで


Q. 紫外線の季節に食べるといいものって?


【A. 抗酸化効果の高い、色の濃い食材を!】

「トマトのリコピンや、鮭のアスタキサンチン、ブルーベリーのポリフェノールなどにはシミの原因となる活性酸素をケアする効果が」(高瀬先生)。ほかにも、緑黄色野菜や南国の食べ物なども効果的です。

これらの知識をマスターしておけば、もう「これでいいの?」と迷うこともありません。正しいケアで美肌をキープしましょう!

撮影=高嶋佳代 ヘア&メイク=千葉智子(ロッセット) スタイリング=中村美保 モデル=大浦サト 編集協力=畑中美香 石原輝美(smile editors)

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