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短いから“ショートケーキ”なの!? 意外に知らない外来語の由来あれこれ
意外に知らないショートケーキの名前の由来
4月13日放送の「チコちゃんに叱られる!」(NHK)では、“ショートケーキ”について特集。日本人が知らないショートケーキのヒミツが明らかになりました。
そもそもショートケーキとは、スポンジ生地と泡立てた生クリームを組み合わせたケーキのこと。ショートケーキといえば「生クリームにいちごがのったもの」や「小さくカットされたケーキ」といった印象が強いですが、一般的なチョコレートケーキや切り分けられていないホールケーキも全てショートケーキに分類されます。
ショートケーキが日本に伝わったのは、約100年前。老舗洋菓子チェーン店の創業者・藤井林右衛門さんが洋菓子研究のために渡米し、目にしたのがアメリカのショートケーキだったそう。日本のショートケーキとは違い、アメリカでは生クリームをビスケットのような生地で挟んでいるのが特徴です。
ビスケットのようなサクサクとした生地を作るために使うのが、“ショートニング”という油脂。英語の“Short”には“短い”だけでなく“サクサク”という意味もあり、アメリカでは“サクサクとしたケーキ”なので“Short Cake”と呼ばれています。
当時の日本人になじみのなかったビスケット生地を、日本人向けにふわふわにアレンジしたものが現代のショートケーキ。SNSなどでは「ケーキ大好きなのに今まで知らなかった…」「いちごのショートってわざわざ書いてるところがあるのはそういう意味だったのかな!?」など驚きの声が相次ぎました。
ポン酢はオランダ語だった!?
他にも、意外な名前の由来を持っている食品が多く存在しています。例えば“ポン酢”は、オランダ語で柑橘類の果汁を意味する“pons”が語源。ネット上では「ポンカンのポンかと思ってた」といった声も見られますが、普段は聞きなれない外国語が由来となっているようです。

また、ほろ苦さと甘さのバランスがたまらないティラミスは、イタリア語が元で“tiramisu”と表記されます。“tira”は「引っ張って」、“mi”は「私を」、“su”は「上に」といった言葉なので、直訳すると「私を上に引っ張って!」という意味。意訳すると「私を元気づけて」や「私を励まして」といった意味合いも含まれています。
普段何気なく口にしている食べ物でも、由来や語源はさまざま。他の食べ物で調べてみるのも楽しそうですね。
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