どうやって注意するべき? 近所の子どもとトラブルが起きた際の対処法

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勝手に敷地内に入ってきたり家の外で騒音を鳴らされたり… 近所の子どもの素行が気になった時、あなたはどんな風に対応していますか? 今回は世間のお母さんたちの声を参考にしつつ、他人の子どもとの付き合い方を見ていきましょう。

近所の子どもを叱ることはできる?


とある女性向けネット掲示板で、今年5月に「近所の子どもに注意できるかどうか」という話題が注目を集めました。ある投稿者は近所の小学生たちが家の敷地内に入ってきて、花壇にゴミを埋められるなどのイタズラを受けたそう。ですが「子どもが同じ学校に入った時、仲間外れにされるんじゃないか」と心配するあまり、どんな風に注意すべきか迷っているといいます。

同様の悩みを抱えている人は多いようで、掲示板では「たしかに子ども同士の関係が悪化しそうで注意しにくい…」「注意した子どもから逆恨みされそうで怖い」といった声が。その一方でしっかり注意すべきという意見も多く、「イタズラがエスカレートしていくこともあり得るし、毅然とした態度をとるべき」と主張するお母さんもいました。

具体的な注意の仕方として多かったのは、「親御さんが変な人でなければ、嫌な言い方にならない程度に本人を叱ってる」「お母さんはここに君が勝手に入ってるの知ってる?って聞く」などの方法。ただし中には、「何度か注意してもやめなければ親御さんに伝えるか、学校に通報するしかない」と考える人もいるようです。

そのほか効果的な注意方法には、「子どもは恐い人に怒られた方が効くから、見た目の迫力がある人に頼むのがいい」「私が言っても聞かなかったけど、夫に怒鳴ってもらったら改善した」「口頭で注意する時は“お母さんに言うから”ってほのめかすのがおススメ」といった意見も。

また「家族以外は敷地内に入れないように鍵をつけた」「一番効果的なのは立ち入り禁止の看板を立てることだと思う」など、そもそも“迷惑をかけられないようにする”という方法もあるようです。

子どもを叱る際に気をつけるポイント


子どもの行為が本当に迷惑だった場合、学校などへの通報を避けられないことも。ですが大事にせず、本人に伝えてわかってもらえるならそれが一番良いですよね。

昨年放送された「ウワサの保護者会」(NHK)では、子どもの“叱り方”について特集。そこで教育評論家の尾木直樹さんは、「叱る」と「怒る」との違いを解説しています。「叱る」のは頭で冷静に考えて伝えることであり、「怒る」のは感情に任せた行動。感情的になると伝えたいことが伝わらないため、子どもに対しては「叱る」ことが大切だと語っていました。

迷惑行為を目の当たりにすると頭に血がのぼってしまいがち。ですが問題を解決するためには、一度落ち着いてから正しいルールを伝えてあげるのが大切です。

また尾木さんは、子どもが言い返してくる「屁理屈」に付き合うべきではないと解説。ただ自分の価値観を示すだけで良いそうです。子どもは1人になった後、言われたことを考え直すもの。子どもと口論になりそうな時は一度身を引いて、後日様子を見てみるのも良いかもしれません。

たとえ自分の子どもではなくても、近所の子どもとは良好な関係を築いておきましょう。

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