「緑のカーテン」で冷房いらず!? 家の中を涼しくする工夫 画像(1/2) 「緑のカーテン」で涼しい夏に

冷房の使い過ぎは地球温暖化につながる上、エアコンの風に当たりすぎると体にも良くないですよね。ですが環境や節約のためと暑いままで我慢していると、今度は家の中にいても熱中症にかかってしまう恐れが。今回は、室温を下げる効果がある「緑のカーテン」の作り方をご紹介します。

「緑のカーテン」でクーラーいらず!?

夏にかけて気温が上がる時期になると、考えなければならないのが室内の温度対策。植物で作る「緑のカーテン」があれば、冷房の使用を減らすことができるかもしれません。親子で楽しめるガーデニングの要素もあるので、夏休みに向けて早いうちから準備を始めるのがおススメですよ。

「緑のカーテン」というのは、建物の壁や窓辺でツル性の植物を育てて日陰をつくるためのもの。室内に直射日光が当たるのを防いでくれる上、植物から蒸発する水分が周りの熱を奪って風を涼しくする効果も。東京都環境局の公式サイトによると、緑のカーテンの効果で室内の体感温度は最大約1.7度も低下するそうです。

カーテンをつくるのにピッタリな植物は、アサガオやゴーヤ、ヘチマ、ヒョウタンなど。必要なものは植物の種とプランター、そして窓の大きさに合わせたネットや支柱です。種をまいてからカーテンが完成するまでは時間がかかるので、真夏日を迎える前に育てはじめるといいでしょう。順調に育てば花や実をつけるので、涼しさだけでなく目で見ても楽しめるのが緑のカーテンの魅力。実際に育てている人からは、「緑のカーテンあるだけで昼でもクーラーいらないよ」「緑のカーテンがきっかけでガーデニングが趣味になりました」「収穫したゴーヤを食べるのが毎年の楽しみ!」とカーテンづくりを楽しむ声が上がっています。

「打ち水大作戦」で家の周りを涼しく

「緑のカーテン」で冷房いらず!? 家の中を涼しくする工夫 画像(3/2) 【写真】江戸時代から伝わる夏の知恵「打ち水」

環境にやさしい暑さ対策としては、江戸時代から伝わる日本人の知恵「打ち水」もおすすめ。打ち水とは、家の周りや地面に水をまいて気化熱を利用して涼しくなるためのものです。2003年からスタートした「打ち水大作戦」は、打ち水の効果を検証するために大勢で一斉に打ち水を行う大規模な社会実験。「打ち水大作戦2018」の公式サイトでは、「打ち水の作法」として最も効果的な打ち水のやり方が紹介されています。

打ち水に使う水は、水道水ではなく雨水やおふろの残り水などの“二次利用水”がベスト。地面に撒いてしまう水なので、きれいな水を使うのはもったいないという意識から生まれたルールです。二次利用水を桶やバケツなどの容器に入れたら、柄杓や手を使って水を撒いていきましょう。ジョウロやペットボトルを活用してもOK。路面だけでなく屋上やベランダ、壁にまいても効果が得られますよ。風通しのいい場所にまいたり、可能な限り広範囲にまくことでさらに効果がアップするという意見も。環境に配慮したさまざまな工夫を取り入れて、涼しい夏を過ごしたいですね。