利息よりも高い銀行手数料を節約するATMの利用法【荻原博子の「3分でわかるお金の話」7】 画像(2/2)  ATMの無料時間帯は?

銀行のキャッシュカードを使って、ATMから自分の口座にあるお金を引き出すだけなのに、ATMを利用する時間帯や設置場所によっては、108円か216円の手数料がかかることがあります。そこで全国に店舗があるメガバンク3行、ゆうちょ銀行、スーパーやコンビニでよく見かけるセブン銀行、イオン銀行のATMを上手に利用する方法を紹介します。


メガバンクの中では三菱UFJが使いやすい

最初にATM手数料の基本(キャッシュカード利用の場合)を知っておきましょう。メガバンクと呼ばれるみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の3行では、ATMには無料で使える時間帯と手数料が必要となる有料の時間帯があります。

図1を見てください。自行のATMが無料で利用できる平日の時間帯は、三菱UFJが最も長くて8時45分から21時まで、みずほと三井住友は8時45分から18時までです。そこを外れると時間外手数料がかかります。手数料は三菱UFJ、三井住友は108円、みずほは時間帯により108円と216円です。


土曜・日曜・祝日は三菱UFJのみ8時45分から21時まで無料、みずほと三井住友はどの時間帯でも有料です。メガバンクの比較では、三菱UFJがおトクですね。


身近なコンビニATMは手数料がかかる

メガバンクの店舗まで行くのが面倒だからと、セブン―イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニに設置してあるATMを使うことはよくあります。実は3行ともコンビニATMの無料時間帯はありません。コンビニATMは便利さと引き換えに時間帯や曜日により108円か216円の手数料がかかるので、使いすぎないようにしましょう。

ただし、みずほ銀行と三菱UFJ銀行は、イオンやまいばすけっとなどに設置してあるイオンATMなら平日の8時45分から18時まで無料で使えます。


ゆうちょ銀行はいつでも無料

店舗を持つ銀行の中で、ATM手数料が最もおトクなのは、ゆうちょ銀行です。自行のATMは稼働時間の0時5分から23時55分まで、平日、土日祝日を問わずいつ利用しても無料。しかもコンビニのファミリーマートの約1200店舗に設置してあるゆうちょATMも無料です。


ただ、ファミマのATMを使う時は、ちょっと注意が必要。約1200店舗にある緑色のATMはゆうちょが設置したATMなのでどの時間帯も無料ですが、約1万2000店舗にあるイーネットが設置した赤色のATM(図2)の無料時間帯は、平日は8時45分から18時まで、土曜は9時から14時まで。その他の時間帯と日曜・休日は216円かかります。

同じコンビニATMでもセブン―イレブンとローソンのATMには無料時間帯がなく、108円か216円の手数料がかかります。


利息よりも高い銀行手数料を節約するATMの利用法【荻原博子の「3分でわかるお金の話」7】 画像(3/2) 低金利時代に手数料を払うのはばかばかしい!

イオンが近くにあればイオン銀行がおトク

イオン銀行は全国6000台以上のイオンATMを24時間365日、無料で利用できます。またイオンキャッシュカードは、みずほ銀行と三菱UFJ銀行のATMは平日の8時45分から18時まで、ゆうちょ銀行のATMは平日8時45分から18時、土曜9時から14時まで無料で使えます。


セブン銀行は、セブン―イレブンなどに設置してあるセブン銀行ATMに限り、引き出しは7時から19時まで無料(その他の時間帯は108円)、預け入れは24時間無料です。


このように銀行により無料で利用できる時間帯が異なるので、いつも利用する銀行の無料時間帯を調べて、むだな手数料を払わないようにしましょう。108円の手数料は、定期預金に100万円を1年間預けて受け取れる利息よりも高いのですから。