パンパンなクローゼット改善! 服選びが楽になる収納のコツ STEP1~3

【クローゼットは服をしまい込む場所ではなく、コーディネイトを考える場所】
毎朝コーディネイトが決まらない! 着たい服が見つからない!と、悩んでいませんか? それは「クローゼットの使い方を少し間違えているからかも」と、ライフオーガナイザーのさいとうきいさん。「服が決まらなかったり、見つからないのは、ズバリよく着る服とそれ以外が混在しているから。クローゼットはただの収納場所ではなく、実はコーディネイトを考える場所でもあるんです。いちばん出し入れしやすい位置に、よく着る服を納めるようにすれば、服選びがグッと楽になりますよ」。
STEP1 不要なものは処分し、冬物は別の場所へ
(1)一度すべての服を出す
まずはクローゼットの中身を全部出すところからスタート。「クローゼットを見やすくするためには、服の量を見直す(減らす)ことが大事。30歳を過ぎると体形も似合う服も変わってくるので、明らかに着られない服は処分を」。
(2)冬物を取り除く
夏物と冬物が交ざっている場合は、分けて収納するのがベスト。「クローゼットにすべての服が納まらない場合、シーズンオフのものは別の場所で保管して。どうしても捨てられない思い出の服なども同様に別の場所で保管を」。
STEP2 三尋木さん方式で“スタメン服”を選ぶ
1の服の中から、人気ファッションエディター・三尋木(みひろぎ)奈保さん方式で服を選びましょう。
【三尋木さん方式】
1 自分に似合う定番配色を決める
2 定番の組み合わせを決める
3 3段階で着回せるか考える
使いやすい収納にするために、さらにそこからスタメン服を選び出します。「スタメン服とは、手持ちの服の中でも、特に着る機会の多いもの。これはライフスタイルによって変わりますが、例えば週5日仕事であれば、仕事に着ていく服がスタメンになります」。


Sさんも仕事用としてトップス8枚、ボトムス 8枚をスタメン服に。年齢やテーマに合わない服は処分!

STEP3 “控えの服”を、着る場面ごとに仕分ける
スタメン服以外は控えの服として、着る場面ごとに仕分けていきます。「レジャー用、休日の外出用、部屋用など、場面ごとに分け、スタメン服とは別に収納します。仕分けるときは、シーズン中にどのくらい出番がありそうか考えて。控え服があり過ぎるとクローゼットを圧迫するので、着回せる量だけ残すのがベスト。特に部屋着は、気がつくと増える傾向にあります。安易にスタメン落ちの服を控えに入れずに、収納場所に余裕を持って入れられるだけの、自分の適正量を決めておくと◎」。

Sさんのお悩みクローゼットを見て、あら、うちと一緒!と思った人は、ぜひこのレポートを参考に理想のクローゼット作りにトライして。
撮影=三佐和隆士 編集協力=鈴出智里
Information
日本ライフオーガナイザー協会運営のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』編集長。スモールスペースを最大限に活用する収納テクニックで、狭くても、物が多くても、スッキリと片づく快適な暮らしを提案。
SMALL SPACES: 狭くても快適に
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