家計管理は夫が担当!? マネしたい「うまくいくコツ」とは?
家計管理に積極的な夫が増えてきているって、知っていますか? しかも、家計管理を「夫が担当」している家庭のほうが、満足度が高い様子。夫が家計管理を担当してうまくいくのはなぜなのか、マネしたい極意を参考にしてみましょう!
コツ1 長期的な計画を立てる

家計=経営計画! 長い目線で考えておく
会社の「経営計画」のように、 1年間の収入の見通しを立て、貯めるお金と使うお金に分けて、使うお金の計画を立てておきます。すると、日々の支出に一喜一憂し過ぎず、計画的に貯めやすい家計に。さらに、このやり方で、5年、10年といった長期のライフプランを踏まえて家計を考えている人も。
【家計担当の妻がマネをするなら…藤川さんからのアドバイス】

妻は目先のやりくりや節約に目がいきがち。1年単位の計画や、長期のライフプランを立てることで、固定費などのムダにも気づきやすくなります。
コツ2 おおまかでも予算を立てる

計画を立てて、「何となくあると使ってしまう」のを防止!
コツ1のような発想ができる夫は、家計の経営計画に基づいて、1カ月に使っていいお金の額を計算。使っていいお金の総額をいくつかの費目に分けて、予算を立ててから使います。それぞれ予算の範囲内で支出が収まれば赤字になりません。費目別の適正予算額がつかめるまでは、おおまかな予算立てでもOKです。
【家計担当の妻がマネをするなら…藤川さんからのアドバイス】
1カ月に使っていいお金の総額を5週で割って、1週間の予算を出しましょう。その範囲で生活していけば、同じペースでお金が使えて赤字になりません。
コツ3 トライ&エラー! 振り返りを忘れない

家計簿をつけるよりも、予算を守れたかの振り返りが大事!
計画・実行のあとは、「分析」→「反省」→「フィードバック」まで行なうのがビジネスのやり方。家計も同じで、立てた予算に対して、実際のお金の使い方を振り返る、修正する、このサイクルを繰り返し続けることで、うまくいかない部分に気づいて改善し、よりよい家計管理の方法を見つけることができます。
【家計担当の妻がまねをするなら…藤川さんからのアドバイス】
家計簿をつけている人は、月末や年末などの集計・振り返りを忘れずに。家計簿をつけていない人は、振り返りをしながら、適正な予算を探りましょう。
ポイントは、「長期的計画」「予算立て」「振り返り」なんですね。家計も、このビジネス的な視点を取り入れれば上手に管理できそうです。
イラスト=菜々子 編集協力=生島典子
Information
生活デザイン株式会社代表取締役社長。ファイナンシャルプランナー。家計の見直し相談センターでの相談業務、講師、メディアへの出演、執筆などで活躍中。著書に『1億円貯める人のお金の習慣』(PHP研究所)など。
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