家事を“やったつもり”の夫急増中⁉ 夫婦間で作業をしっかり分担する方法

#くらし   
夫の“やったつもり家事”はどうやったら解消できる?


最近では男性も家事に参加するのが当たり前になっていますが、しっかり「5:5」で分担したのに何故か女性側の負担が減らないことも。しかし夫側も「サボっている」という訳ではありません。どうやら「やったつもり」になっているようです。

家事を「やったつもり」になっている男性が多数?


今年3月に「明治安田生活福祉研究所」が、「出産・子育てに関する調査」を実施。男女1万2,221人を対象として行われ、夫婦間での家事に対する意識のギャップが浮き彫りとなりました。 

同アンケートでは、「夫が担当する家事・子育ての割合の理想と現実」についても調査。家事や育児に関する夫の分担割合について、男性からは「3割」という答えが一番多く集まっています。つまり家事の「3割」を負担していると思っている男性の割合が一番高いということ。そして次に票を集めたのが「5割」で、各回答の集計結果を平均すると3.4割という結果になりました。

一方で“夫の分担割合”に対する女性側の回答で一番多かったのは「1割以下」。2位には「2割」が続き、平均すると「2.1割」という結果に。女性側の方が、夫の分担割合を低く見積もっている傾向があるようです。

この調査結果にネット上では、「確かに“やってるつもり”になってる男性って多いかも」「うちの夫もどれだけ負担している気でいるのか、一度それとなく聞いてみようかな」「『家事』に対する認識が甘いのかも。掃除機かけただけで掃除をしたつもりでいる男性も多いし」といった声が。

また「日頃からコミュニケーションが不足していると、どうしても家事の負担が偏っちゃうよね」「一度夫婦でそれぞれがどんな家事をやっているのか、すり合わせするのが大事」などという意見も寄せられていました。

夫に家事を完結してもらうための工夫とは?


【写真】家事を上手に分担できる“仕組み作り”が重要?


そのほか世間のお母さんの声を見てみると、「ご飯作りだけはやってくれるけど、テーブルに並べたりはしてくれない」「“風呂沸かして”って言ったら給湯ボタンだけ押してきた。浴槽を洗うところもやってくれよ」といった不満も。家事の“一部”だけをやって満足してしまう男性も多いようです。

以前放送された「あさイチ」では、「名前のない家事」を特集して話題に。日常のあらゆる場面で発生する細かい作業のことで、例えばゴミ捨ての際は「ゴミ箱に新しいゴミ袋をセットする」という“名前のない家事”があります。

家事を夫に頼むとこのような細かい作業は見逃されがちですが、積もり積もると大きな負担に。そこで番組に登場した時短家事のプロ・本間朝子さんは、「(家事は)流れをまとめてシェアする」という方法を紹介。例えばゴミ捨ての場合は、「家のゴミを集める」「ゴミを捨てる」「ゴミ箱にゴミ袋をセットする」といった家事を1つにまとめて夫に渡すと良いそうです。

夫婦の間で「家事」への認識が違うとイライラの種になってしまいますが、上手く2人で作業を共有できると負担を減らせるかもしれません。

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