必要なのは針金ハンガーとタオルだけ! お手軽な“部屋干し速乾ワザ”
忙しくて夜にしか洗濯できない人や、防犯面を考えて常に部屋干しという人は少なくありません。しかし部屋干しだと乾くのに時間がかかる上、生乾きのニオイも気になってしまいますよね。そこで今回は、針金ハンガーに“あるもの”を巻きつけるだけで洗濯物の乾く時間を短縮できる“部屋干し速乾ワザ”をご紹介。どの家庭にも必ずあるものなので、ぜひ試してみましょう。
数分で準備できる超お手軽な裏ワザ!
6月に放送された「得する人損する人」(日本テレビ系)では、洗濯物を部屋干しする際の裏ワザを教えてくれました。番組では実際に同じ条件のTシャツを使い、普通の針金ハンガーと裏ワザを施した速乾ハンガーで乾く時間を比較。すると洗濯物の乾くスピードは、目に見えて速乾ハンガーの方が早いという結果に。
裏ワザで必要なのは、針金ハンガーとタオルだけ。タオルをハンガーの上部に端から順にねじりながら巻きつけていき、三角形の2辺を覆いつくせば準備完了。これだけでなぜ洗濯物の乾く時間が早くなるのでしょうか。実はこんなに簡単な裏ワザにもかかわらず、発揮される効果は1つだけではないようす。
普通のTシャツなどを針金ハンガーで干すと、前面と背面の布がくっついた状態になってしまうのが問題。これが洗濯物の乾燥を妨げ、生乾きのニオイを発生させる原因に。しかしタオルを巻くことで前と後ろに空間が生まれ、通気性が高まります。さらに洗濯物の水分をタオルがどんどん吸収。タオルは表面積が広いので、水分が気化しやすくなりますよ。
お手軽な方法のため早速試してみたという人も多く、「マジであっという間に乾いたよ!」「普段の半分くらいしかかからずに乾いた気がする。この裏ワザを使えば乾燥機にかける必要ないかも」「言われてみると、この手があったか! という気になるね。タオルを使うのは正解だわ」と好評の声が上がっていました。
生乾きのニオイは何が原因?
ダイキン工業のホームページによると、ニオイの原因は洗濯しても落としきれなかった「たんぱく質汚れ」や、生乾きの状態で繁殖した細菌。汚れ自体の化学的な分解、細菌による作用、部屋干し時の高温条件などで生成されると推察され、様々な成分が混ざった複合臭だと言われているそうです。
また洗濯物からは多くの水分が放出されるため、部屋干しすると多湿な環境になりがち。すると洗濯物は乾きづらくなり、嫌なニオイが発生するという負のスパイラルが完成してしまいます。そこで大事なのは、風の道を作ること。エアコンや扇風機で直接風を当て、洗濯物の湿気を飛ばしましょう。
湿度が低ければ自然乾燥でもすばやく水分が蒸発するので、部屋干しする時は注意しておくといいかもしれませんね。
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