「イライラする」「違和感が!」 子どもに対する“夫の叱り方”が気になるお母さんの声

#育児・子育て   
“子どもの叱り方”は親にとって悩みの種


子どもの教育やしつけは、各家庭の方針に沿ったやり方があるもの。しかし中には子どもの叱り方を巡り、夫婦間で考えが分かれるケースも珍しくありません。そこで今回は、お母さんたちが違和感を覚えた“子どもに対する夫の叱り方”をチェックしていきましょう。

子どもを叱る夫にイラッとくるお母さん


子育てに熱心な男性を指す「イクメン」という言葉も存在しますが、日本ではまだお母さんが育児のメイン担当という家庭が多数。普段は育児に参加しないのに、子どもを叱る時だけフットワークが軽くなる夫に疑問を抱くお母さんは多いようです。

ネット上では「子どものことを普段は放ったらかしにするくせに、叱る時だけ偉そうに出しゃばってくる夫にイライラします」「うちの夫も普段は子どもに無関心だけど、叱る時はキリッとした顔で子どもにお説教始めるから凄い違和感がある」といった声が多数上がっていました。

中には「夫が叱ってる時は私が子どもをフォローしてバランスをとるんだけど、私が子どもを叱ってる時に夫も叱り始めて収集がつかなくなったことがある」「『お母さんが怒るからやめなさい!』とか言われると、こっちがイラッと来る」など、叱り方そのものに疑問を覚えた経験のあるお母さんもチラホラ。

しかし一方で「母親が叱るより、父親が叱った方が効果的な場合もある」「父親にはある程度の威厳が必要だと思うし、我が家では子どもを叱るのは夫の仕事だよ」といった意見も多く、叱り方を巡って様々なポリシーが見られました。

“子どもの叱り方”が苦手な大人も多数!?


【写真】子どもに気を遣ってしまう親が多いもよう


以前放送された「ウワサの保護者会」(NHK)では、「子どもの叱り方」について特集しています。番組が行ったアンケートによると、子どもの叱り方に悩みを抱えている親はなんと全体の8割以上。

「子どもを叱った後に自己嫌悪に陥る」「子どもに遠慮して叱れない」といった回答が注目を集め、大阪人間科学大学大学院教授の原田正文先生も「子どもを叱れない親は多い」とコメントしています。原田先生は、「核家族化が進んだ結果、親子の距離が近くなりすぎていること」が子どもを叱れない要因と分析。親子関係がギクシャクしてしまう事態を恐れて、子どもを叱れない親が増えていると指摘しました。

原田先生はさらに、叱り方の一例として「親の失敗談を話す」パターンを紹介しています。ストレートな内容で叱ると子どもが「そんなの分かってる」と白けてしまう場合もありますが、失敗談を交えると共感しやすい傾向にあるそう。子どもの叱り方に苦労している人は、一度試してみては?

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