「お皿、子どものおもちゃ、シーズンオフの洋服、家族の靴、なんだか上手く片付けられないなあ…」「前までは上手くいっていたのに、一人暮らし、引越し、結婚を機になぜか散らかりやすくなった…」と思っているあなたは、収納方法が間違っているのではなく、今の収納が合っていないだけ! 収納は生活にあわせて変えなければリバウンドしてしまいます。

整理・収納コンサルタントの須藤昌子さんがこれまで実際に聞いてきたたくさんの悩みから、あなたに合った収納を「どっち?」形式でご紹介。『リバウンドしない収納はどっち?』から一部を抜粋して全8回までお送りします。今回は第1回目です。まずは収納を変えていくにあたって覚えておきたい5つのセオリーを押さえておきましょう。

収納の5つのTHEORY

1.定位置を決め、ラベルを貼り中身を表示

たとえば、文房具を整理するなら、「シャープペンシル」「ボールペン」「マーカー」「のり」「はさみ」……というように種類別に分けて仕切りを作ります。「シャープペンシル」「ボールペン」は同じ仕切りにしてざっくり分けてもいいでしょう。ラベルを貼れば家族で共有でき、ものを戻しやすくなります。

2.取り出しやすいしくみならしまいやすさも抜群!

ものは取り出しやすい方法で片づけるのがベストです。一番よく使うものは手が届く場所に置き、高い位置にはあまり使わないもの、軽いものを。下にはあまり使わない重いものを入れます。

3.行動パターンに沿った収納ならリバウンドなし!

家族の動線を考えてものを置くと散らかりにくく、リバウンドを防げます。家族の動きを考えたらベストな収納場所が見つかります。行動パターンに従った収納はもののムダな移動をなくすのでスッキリ片づくのです。

4.「必要だ」という思いこみをなくす

以前、たくさんシーツを持っていました。しかし、シーツは洗って乾いたらそのままベッドにかければストックが不要とわかり、今は1人につき夏と冬用に1枚ずつだけ持つようにしています。寝具入れがスッキリしました。

5.ほどよくものがある温かみのある家がすてき

きれいに片づいた家は快適ですが、しかし、家の中に何もない、まるで修行道場のような家が理想というわけではありません。ほどよくものがあり、好きなものに囲まれた状態が心豊かに暮らすためには必要なのではないかと思っています。

キッチン01 大きさの違う食器を迷わずきれいにしまうには?

これでもう家が散らからない!覚えておきたい5つのセオリー リバウンドしない収納はどっち? (1)【連載】 画像(1/3) ディッシュスタンドをサイズ違いで2種類3個ずつ、計6個を組み込んで立てて収納した例

A:立ててしまう

これでもう家が散らからない!覚えておきたい5つのセオリー リバウンドしない収納はどっち? (1)【連載】 画像(3/3) 【写真を見る】食器棚に、急須、コーヒーカップなどお茶セットとともにお皿を収納。コの字ラックを入れ、上にもスペースを作る

B:重ねてしまう

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Aの収納法は…【〇】片手で取り出しやすくしまいやすい

立てて収納すると、上から見てどこに何があるのかがすぐにわかります。重なった食器を一度出すことなく、ワンアクションで取り出せるのも利点です。食器は、贈答などで増えやすいもの。わが家では和風・洋風・中華料理で食器を変えずシンプルなデザインの食器に統一。来客用と家族用も共通にして増やさないようにしています。

Bの収納法は…【△】多くの食器が収納できるが取り出しにくい

食器を限られたスペースに収納したい場合、重ねると多くの枚数が収納できます。ですが下の食器を取り出す場合は多くても3〜4枚までに。奥行のある場所に収納する場合は、かごを使って取り出しやすい工夫を。コの字ラックを入れれば取り出しやすい上に、スペースも増やせます。

著=須藤 昌子