「インスタ映え」はもう古い? SNSを中心に話題の「地味飯」

#くらし   
SNSウケを狙わない雰囲気が人気の「地味飯」


ユーキャンが年に一度発表する「ユーキャン新語・流行語大賞」にて、昨年の大賞に選ばれたワードが「インスタ映え」。しかし現在ネット上では、インスタ映えの対抗勢力ともいえる「地味飯」がじわじわと注目を集めているようです。

SNSで話題の「地味飯」とは?


食事におけるインスタ映えといえば、カラフルなフルーツやスイーツなど“お洒落である”ことが絶対条件。一方「地味飯」は茶色を基調とした料理が中心で、「焼き魚」や「肉じゃが」のように美味しいけれど“地味な料理”を指します。今年7月放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、「地味飯」を「日常的で飾らない雰囲気が逆に新鮮な料理」と紹介していました。

一番人気のメニューは「カレーライス」で、SNSへの投稿数が最も多い「地味飯」です。試しにTwitterでハッシュタグ「#地味飯」を調べてみると、カレーの写真がズラリと登場。

特にルーの「茶色」とご飯の「白」だけで構成された、シンプルなカレーが人気のようでした。盛りつけ方や構図に写真写りを意識したようなカレーは少なく、ネット上では「実家で出てくるカレーのような安心感が素晴らしい」「一周回って、『インスタ映え』する食事よりこういう素朴なメニューに魅力を感じてきた…」「構図やら光の加減やら意識して写真撮るより、シンプルなメニューを美味しそうに写すのが一番でしょ!」といった声が多数上がっています。

見た目より“質”を重視した「地味飯」


【写真】「インスタ映え」とは全く異なる要素が「地味飯」の魅力


「ホットペッパーグルメ外食総研」では、「地味飯」に関するアンケートを実施。調査の結果、カレーや焼き魚、肉じゃがの他にも「からあげ」や「餃子」といったメニューが人気を集めていると判明しました。

しかし、「地味飯」をお洒落だと感じている人は全体の4割未満という結果に。お洒落さでは「インスタ映え」を意識した写真に敵いませんが、「地味飯」ならではの“味わい深さ”に注目する人が多いようです。

「地味飯」の魅力について質問したところ、「健康的である」「懐かしい感じがする」といった答えが多く返ってきました。最も多かったのは「家庭的である」という回答で、実に65パーセントの人が「地味飯」に対して親しみやすそうなイメージを抱いています。

「インスタ映え」に飽きてきた人は、一度「地味飯」の写真をチェックしてみてはいかが?

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