他人から嫌われることを怖がる人の特徴 DJあおいの「人付き合いの処方箋」(6)【連載】 画像(1/2) 嫌われることを過度に怖がるのは、今の自分を好きになれないから

幸運や奇跡は神様が運んできてくれるものではない、すべて人付き合いが運んできてくれるもの。月間600万PVの人気ブロガー・DJあおいさんが人間関係をめぐるお悩みに切り込む、初のコミュニケーションの教科書『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』から特別に全21回までお送りします。今回は第6回目です。

他人から嫌われることを過度に怖がる人とは

できれば人に嫌われたくない、とは誰しもが思うことです。でも、万人から好かれるというのはまず難しいでしょう。人は好きな人もいれば嫌いな人もいる。それは当然のことで仕方がないことだと分かっている人が大半です。

しかし、中には嫌われることを過度に怖がる人もいます。それは、自分が今の自分を好きになれないからです。今の自分が嫌いだから他人からも嫌われるのだと思い込んでしまっているんです。

他人から嫌われることを過度に怖がっているのに、誰よりも自分を嫌っているのは自分自身なのです。自己評価が低いから他者からの評価を求めます。自分が周りからどう見えているかを気にするようになります。なりたい自分ではなく、周りに求められているような人間になろうとしてしまうのです。

周りに求められているような人間になったとして、それは自分が求めていた姿でしょうか。自分さえ愛せない人が他人を愛せるわけがありません。他人を愛せない人が他人から愛されるわけがありません。

人に好かれたい、と思うならまずは自分を好きになりましょう。好きな自分になるために、汗を流して生きてみましょう。その努力の結果が人間関係に現れるだけです。自分を好きになることができれば、周りからの視線や評価は気にならなくなります。努力すれば手に入るものはたくさんあります。なのに努力もしないで嘆いたり、怖がったりしているだけでは、「なりたい自分」さえ手に入れることはできませんよ。

優しい人ってどんな人?

褒め言葉として「優しい人」ってよく出てくると思います。優しい、って言葉、すごく柔らかくて印象もいいですからね。特にどこを褒めたらいいのか分からないときに使ってしまいがち。

でも、優しい人って怖い人でもあるんですよ。この人とはもう無理だな、付き合い切れないな、と思ったらスパッと関係を切っちゃいます。そうしないと、悪口を言っちゃうからです。「きれいに見放してあげることができる人」が優しくできる人なんです。

あと勘違いされやすいのが、いい人=優しい人ではないこと。優しい人は時に厳しいことを言う場合もあるからです。優しい人は、相手が欲しいものを差し出してあげるのではなく、相手にとって必要なものを差し出すことができる人だから。

例えば、その人に癒しの言葉が必要なら、癒しの言葉をかけてあげるのが優しい人。一方で、その人に厳しい現実が必要なら、厳しい現実を突きつけるのも優しい人です。その人に自立心が必要ならば、手を貸さずに見守ってあげるのも優しい人です。

一見、厳しい人に見えるかもしれませんが、それは「優しい人」の定義を間違えているからです。嫌われることを怖がっていい顔しかできなくなった人は、ただの都合のいい人です。「してあげる優しさ」よりも「しない優しさ」というものを極めているのが優しい人。優しい人は決して万人に好かれるわけではない、ということを忘れずに。

優しい人は強い人でもあります。何が正しいのかちゃんと知っていて、その正しさを差し出すことができる人です。強くなれなきゃ、優しくなれません。

そして優しい人は他人を嫌いになりません。なぜかというと、嫌いになるまで干渉しないからなんです。そういうふうに言うと少し冷たく感じるかもしれません。でも、それが一番、人に優しくいられる距離なんですよ。

著=DJあおい