注目ポイントは“瓶の形”!? 牛乳を飲むときつい腰に手を当ててしまう理由

#くらし   
普段の何気ない行動に隠された意外な事実


普段何気なくとっている行動には、実は意外な理由が隠されているもの。日常生活の中で意識する人はほとんどいないでしょうが、注目してみると面白いかもしれませんね。そこで今回は、普段気にも留めない行動の謎に迫っていきます。

牛乳を飲むときに腰に手を当ててしまうのはなぜ?


7月14日放送の「チコちゃんに叱られる!」(NHK)には、国際武道大学の准教授・荒川裕志先生が登場。牛乳を飲むとき、腰に手を当ててしまう理由を教えてくれました。

そもそも理由が存在するかさえ怪しい問題ですが、どうやらポイントは“牛乳瓶の形”にあるようです。注目すべきは“飲み口の大きさ”。飲み口の広い牛乳瓶を口に当てると、瓶がどうしても鼻に当たって邪魔になってしまいます。そこで人は飲み口が当たらないように顔を上向きにするため、無意識に体をのけぞらせるそう。

実は腰に手を当てることで、この体勢がとりやすくなると荒川先生は言います。そこで番組では、人の動作をデジタル的に記録する「モーションキャプチャーシステム」を使ってより詳しく解析することに。結果、“腰に手を当てた方が胴体部分が反りやすくなる”という新事実が明らかになりました。

ネット上では「牛乳を飲むときに腰に手を当てる理由なんて、考えたこともなかった。これはチコちゃんに叱られるわ…」「そんな理由があるとは知らなかった! 無意識にやっている動作にも、意外と理由があったりするのかもね」など、驚きの声が上がっています。

熱いお湯に入る時、声を発するのはストレスから身を守るため!?


【写真】お風呂につかる時につい声が出てしまう理由とは


何気ない行動の謎は他にも。以前放送の「チコちゃんに叱られる!」(NHK)では、“熱いお風呂につかる時に声を出してしまう謎”について紹介しています。

お風呂で湯船につかる時に「アァー」と、つい声が出てしまうことはありませんか? 実はお風呂の温度と体温の差が大きいと、体には大きな負荷がかかります。そのストレスに耐えようと体の中では交感神経が働きますが、働きが40秒を超えると“無酸素状態”になる恐れが。そんな最悪のケースを回避するために、人は湯船につかるときに声を出すのだそうです。

声を出す効果は主に2つ。まず声を出すと脳や筋肉のリミッターを外す“シャウト効果”が発動し、熱いお湯に体が耐えられるようになります。さらに長く声を出すことでストレスに耐える物質が分泌されるので、熱い湯船に長時間入ることが可能に。

内科医兼温泉療法医の橋本和哉先生によると、声を我慢して熱いお風呂に入るのは体によくないそう。これから熱い湯船につかるときは、恥ずかしがらずに声を出してみてくださいね。

どんな些細な行動にも理由は存在するもの。普段の何気ない行動に目を向けて、その謎を追究してみると新しい発見が見つかるかもしれませんよ。

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