座る派? 座らない派? 誰も座らない“優先席”を巡って議論勃発 画像(1/2) 空いている“優先席”に座るのは勇気が必要?

電車やバスの“優先席”はお年寄りや妊婦、体の不自由な人に譲るのが常識ですが、時と場合によっては座ろうかどうか迷うことも。例えば周りに優先席を必要としている人が見当たらない時は、座ってしまっても大丈夫なのでしょうか?

周りの人が座らなくても“優先席”は空けるべき?

今年8月に女性向けネット掲示板で、“優先席に座るor座らない”について議論が交わされていました。きっかけとなったのはとあるユーザーのお悩み相談。この投稿者は周りを見て座りそうな人がいなかったため、電車の優先席に座ったそうです。

しかしなんとなく周囲の視線を感じて気まずい思いをしてしまった模様。そのため他のユーザーに、「優先席に座りますか?」と意見を求めています。これに同掲示板には、「自分は基本的に座らないようにしてる」「座るとかえって気疲れしちゃうから座らない」「周りに座りそうな人がいなくても立ってる。次の駅とかでお年寄りの人が乗車してきたら譲るの面倒だし」といった声が。“座らない派”の人も少なくないようです。

一方で「普通に座っていいと思う。それで優先席を必要としてる人が来たら譲る」「周り見て座る人が誰もいないなら座ってもいいのでは?」といった“座る派”の意見も。また「逆に車内が混んでるのに頑なに座らない人がいるとイライラする。座ってくれたらその分スペースが空くのに…」とも指摘されていました。

優先席を譲る人は減少傾向!?

座る派? 座らない派? 誰も座らない“優先席”を巡って議論勃発 画像(3/2) 【写真】優先席の周りで繰り広げられる探り合い

優先席付近での振る舞いに関しては、色々と困っている人が多い様子。以前乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供している「株式会社ヴァル研究所」は、「ゆずりあい精神の意識調査」を実施。「あなたは優先席では席を譲るべきだと思いますか?」という質問に、75.9%の人が「はい」と答えていました。

これは2013年に行われた調査に比べると、17.1%減少している数値。この結果を受けて「株式会社ヴァル研究所」は、「例えば席を譲ろうとして断られてしまったことがあるなど、何らかの要因により、席を譲る意識が低下したもの」と考察しています。

実際に同アンケートでは、「あなたが座席に座っていて、目の前にお年寄りや妊婦がいると気づいても席を譲れなかったことがありますか?」という質問も実施。これに58.8%の人が「断られると思って譲らなかった」「降りる駅が近いので譲らなかった」「譲る気がなかった」のいずれかの理由で、席を譲らなかった経験があると答えていました。

そのほか、見た目は元気な人が何らかの理由で優先席を必要としているケースもあり、席を譲りそびれてしまう場合も。“優先席に座るor座らない”問題は、意外と高度な判断が求められるのかもしれません。