“山手線で唯一の踏切”が残っている理由とは? 年々数が減っている踏切の魅力 画像(1/2) 見方を変えると面白い踏切の魅力

電車が通過する際、事故から守ってくれる踏切。しかし交通渋滞の原因になるため、年々数が減っているといいます。今回は、いま姿を消しつつある踏切の魅力をご紹介しましょう。

年々数が減っている踏切の魅力

8月5日の「車あるんですけど…?」(テレビ東京系)に、全国1万カ所以上の踏切を見てきたという“フミキリスト”の小川裕夫さんが登場。電車好きタレントである廣田あいかさんと岡安章介さんの3人で、“絶景踏切スポット”を車でドライブする様子が放送されました。

車を運転する小川さんは、現在の踏切事情について「踏切は新しく作ってはいけない」と説明。現在は鉄道を高架させるか地下を走らせているため、「東京都内は踏切が死滅している感じ」だといいます。

まず一行が訪れたのは、田端と駒込の間にある“山手線で唯一の踏切”。ちょうど踏切が閉まっており、山手線が目の前を通過すると廣田さんと岡安さんは「素晴らしい! 特等席!」「ここの踏切撮りやすいなぁ」と興奮していました。

なぜこのスポットにだけ踏切が残っているのかというと、地形に問題があります。山手線の隣には別の電車が段違いに走っており、踏切を無くして線路の下に道を作るワケにはいかないため現在まで残っているのだとか。

続いて訪れたのは、北区・尾久駅の近くにある“こせん橋”が架かっている踏切。こせん橋とは、鉄道線路をまたぐように架けられた橋のこと。小川さんいわく、屋根とエレベーターがついたこせん橋が踏切近くにあるのは日本初だそうです。

こせん橋に上った3人は、橋の上から踏切と電車を観察することに。廣田さんは「イイですね! すごい面白い」、岡安さんは「上から見る機会ってなかなか無いですよね」と感動していました。この踏切は高崎線と宇都宮線が通り、車両基地が隣接。頻繁に電車が通過するため、電車好きにとって絶景スポットになっています。

踏切を巡るドライブを見ていた視聴者からは、「なかなかマニアックなテーマなのに興味深い内容でした」「ウチの近所の踏み切りは鬱陶しいと思ってたけど、見方を変えると面白いね!」「踏切にも物語があるのが面白かった。安全に人を守り続けて欲しいなぁ」といった声が上がっていました。

最近の警報機“全方向踏切警報灯”とは?

“山手線で唯一の踏切”が残っている理由とは? 年々数が減っている踏切の魅力 画像(3/2) 【写真】警報機が進化している?

番組には、小川さんが尾久駅近くの踏切に設置された“全方向踏切警報灯”を解説するシーンも。全方向踏切警報灯とは、正面だけでなく横からでも警報が鳴っていることがわかる警報灯のこと。360度どの方向からでも警報を確認できるので、安全かつ従来の警報灯よりも台数が少なく済むメリットがあります。

全方向踏切警報灯は電車好きの間でも話題。今年8月に発売された「プラレール」シリーズの新商品には、初めて全方向踏切警報灯が採用されて注目を集めました。

待ち時間が長いとイライラすることもある踏切。少し見方を変えて、踏切待ちの時間も楽しんでみてはいかがでしょうか。