後片づけすらしんどいから。器ひとつで済む満足丼 おつかれの日のラクうまレシピ&アイデア(5)【連載】

#食   

仕事を終え帰宅し、ヘトヘトでも、家族のために食事を作らなきゃいけない人がいます。しんどい日は外食にしてしまうという方法もあるけれど、外食は回数や人数が増えると家計を圧迫しがち。塩分や脂質のこと、小さいお子さんがいらっしゃるなら食材の安全性も気になりそうです。

そんないかんともしがたい晩ごはん作りの負担を少しでも減らしていこう! というのがコンセプトの『その手があったか! おつかれ晩ごはん』。料理上手で、暮らし上手なインスタグラマー&ブロガーさん、食のプロに、晩ごはん作りのコツ&レシピを全7回までお届けします。今回は第5回目です。

使う食器を減らせば後片づけがラク! だから丼/MAYAさん


ごはん作りの手間を減らしたい場合、まず調理の過程をいかに減らすかを考えるのではないでしょうか。

「そういった方法もありますが、後片づけもしんどくないですか? 使う食器を減らすことも、ごはん作りの負担を軽くする方法だと思います」とMAYAさん。そこで器ひとつで完結する丼を推奨しているのだとか。たしかにそこは盲点でした!

親子丼や牛丼ではおなじみすぎるということで、ここでは刺身を使った手間なし丼から、見た目が華やかな丼まで、満足度の高い変わり種丼を紹介します。

【写真を見る】「お刺身とろろ丼」のレシピも。食感のよいたたきとろろと一緒にほおばって!


お刺身とろろ丼


【材料】(2人分)

ごはん 茶碗2杯分、かつお 1さく、長いも 100g、かきじょうゆ 大さじ2、みょうが 2個/大葉 6枚、長ねぎ 1/4本、しょうが 1かけ

【作り方】

1.かつおは1㎝幅に切り、かきじょうゆに漬け込んでおく。薬味の野菜は細切りにする。長いもは乱切りにしてポリ袋に入れ、麺棒などでたたく。

2.丼にごはんを盛り1の薬味をのせ、1のかつお、長いもをバランスよくのせる。好みで細かくちぎった海苔をのせる。

【調理のコツ】

まぐろの刺身でも美味。別皿のしょうゆにわさびをといてどうぞ。やまいもは冷凍とろろで代用してもOK。

「玉ねぎがおいしい サーモン&アボカド丼」。かきじょうゆとオイスターソースのW使いで、 定番丼をグレードアップ! コクがたまりません


玉ねぎがおいしいサーモン&アボカド丼


【材料】(2人分)

ごはん 茶碗2杯分、玉ねぎ 1/6個、サーモン 1さく、アボカド 1個、レモン汁 大さじ1、

A:かきじょうゆ 大さじ1、オイスターソース 大さじ1、柚子こしょう 小さじ1/4

【作り方】

1.玉ねぎはせん切りにして水にさらし、水けをきる。サーモンは2㎝角に切る。アボカドは皮をむいてひと口大に切り、レモン汁をかけておく。

2.ボウルにAを入れ、1の玉ねぎを加えてよく混ぜる。10分おいたらサーモン、アボカドを加えて軽く混ぜる。

3.丼にごはんを盛り2をのせる。お好みで白すりごま(分量外)を適量かける。

※かきじょうゆがない場合は、めんつゆとしょうゆを1対1で混ぜれば代用できます。

【調理のコツ】

玉ねぎを先に調味料に漬け込みごはんに合うしっかり味に。ごまの香ばしさがさらに食欲をそそります。

著=家ごはん研究会

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著者:家ごはん研究会
家庭料理の悩みを解決するべく立ち上がった有志の会。「仕事に育児に毎日忙しい! ちょっとぐらいはラクしたい」「一人暮らしで自炊が面倒」「共働きで外食ばっかり」など、さまざまな晩ごはん作りの悩みを解決。

★今回教えてくれたのは
■MAYAさん(@heavydrinker)
昔ながらのおかずを魅力的に詰め込んだ地味弁でたちまち大人気。お弁当をまるごと冷凍する冷凍弁当など、つねにアイデアあふれるレシピを提案している。著書に『見ためは地味だがじつにウマイ! 作りたくなるお弁当』(KADOKAWA)など。東京都在住。

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