子どもを習い事に通わせないと不安? お母さんが陥りがちな「習い事プレッシャー」

学校とは違った環境で子どもの能力を伸ばせるのが「習い事」。近ごろでは、週に5回以上の習い事をこなすハードスケジュールな小学生も多いようです。中には子どもの習い事に対し、お母さんがプレッシャーを感じるケースも珍しくありません。
「子どもを習い事に通わせなければ…」というプレッシャー
9月7日に放送された「ノンストップ!」(フジテレビ系)では、多くのお母さんが感じているという「習い事プレッシャー」に注目しています。
「習い事プレッシャー」とは、「子どもを習い事に通わせなければ」とお母さんが焦ってしまうタイプのプレッシャー。「苦手な分野は習い事に通わせてでも克服しなきゃ…」といったように、子どもへの悩みを抱えたお母さんが陥りがちと言われています。ネット上には、「今どき習い事をさせていないと、貧乏くさく見られるのではないか不安」という理由で子どもを習い事に通わせるお母さんも見られました。
番組では視聴者を対象に、「『子どものためになるから』と嫌がる子どもを無理やり習い事に行かせる」行為はアリかナシか調査を実施。「ナシ派」が90パーセント以上で、「アリ派」は1割にも満たないという結果になっています。
どうやら、親の意志で通わせる習い事に疑問を抱く人は多いよう。ネット上にも「子どもにやる気がないと、習い事に通わせても意味がないからね。本人のやる気を尊重した方が良いよ」「親の見栄やエゴで子どもを習い事に通わせるのは間違ってると思う」といった声が多数上がっていました。
「習い事を辞める」ことで得られる成長とは?

以前放送された「ウワサの保護者会」(NHK)では、番組に出演したお母さんたちが習い事に纏わる“後悔エピソード”を発表しています。
あるお母さんは「夢中になれる何かを見つけてほしい」という気持ちから、長男を様々な習い事に通わせていました。特に力を入れていたのは、「空手」の習い事。しかし空手を辞めた後で、長男から「空手は1ミリも好きじゃなかった」と衝撃の告白を受けてしまいます。お母さんは「そこまで嫌なら続けさせるべきではなかった…」と、当時の様子を回想しました。
お母さんの話を聞いて、尾木ママこと尾木直樹さんは「習い事を辞めることも成長になる」とアドバイスしています。「子どもが自分で『辞めよう』と決定すれば、もし『あの時やっておけばよかった』と後悔しても力になる」というのが尾木さんの持論。「我慢してやっていれば何かいいことがあるかもと、親は自分の体験を振り返って子どもに期待しがち」と、親がハマりやすい思考にも釘を刺しています。
子どもの習い事は、親の意志より本人の意志を尊重した方が良いのかもしれませんね。
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