「柿」「桃」「りんご」で冷蔵庫NGなのはどれ? 鮮度がUPする正しい保管方法

#くらし   
卵を冷蔵庫の卵トレイに入れるのはNG!?


今まで適当に冷蔵庫で保存していた食材たち。正しい保存方法を気にしながら収納している方は、ほんのひと握りなのではないでしょうか。しかし実は保存術を変えるだけで、「鮮度」や「旨味」は劇的に変化していきます。そこで今回は、果物や乳製品などの正しい保存方法をたっぷりご紹介していきましょう。

果物によって冷蔵庫向き・不向きがある!?


9月17日の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、人気企画「冷蔵庫の中身、全部出してみるンデス!」を放送。実の父と娘で結成されたお笑いコンビ・完熟フレッシュの池田親子の自宅を訪問し、冷蔵庫の中身を徹底調査しました。

今回食材の保管方法をアドバイスするのは、冷蔵庫収納家・福田かずみさん。まず彼女が注目したのが“漬物の保存方法”です。漬物をつけ汁に浸したまま保存していた池田家ですが、実はこの保存の仕方は正解。つけ汁につけたままの漬物は空気に触れにくくなり、雑菌の繁殖を抑えることができます。

続いては果物の正しい保存方法をご紹介。実は果物によって保管場所は異なり、例えば「柿」「りんご」は野菜室に入れるのが最も適切です。いっぽう「桃」は冷蔵保存すると甘味が半減してしまうため、常温で置いておくのが正しい保存方法。桃は直射日光の当たらない場所で保存し、食べる1~2時間前に冷やしてくださいね。

桃を当たり前に冷蔵庫で保存していた人は多いようで、ネット上では「桃ガチ勢なのに、今まで間違った保存方法とってた… ショック!」「いつも冷蔵庫に入れてたから、桃の本当の美味しさに辿りつけてないかも」とショックを受ける人が続出しました。

ちなみに“りんご”を野菜室に入れる際には、新聞紙に包んでから保存するのがベター。りんごからは“エチレンガス”が発生しているため、周りの食べ物を早く成熟させてしまうそうです。

今までの「牛乳」「卵」の保存方法は間違っているかも!?


【写真】正しい保存術で食材の鮮度を長持ちさせる!


食材の正しい保存術は他にも。過去に放送された「ひるまえほっと」(NHK)では、食材保存のスペシャリスト・徳江千代子先生が正しい冷蔵庫の保存術を解説。「牛乳」と「卵」の鮮度が長持ちする保存方法を教えてくれました。

まず「牛乳」を長持ちさせたい場合は、牛乳パックの注ぎ口に触れないことが大事。よくパックを開ける際に注ぎ口を触ってしまいがちですが、触れた部分から雑菌が入り込んですぐに牛乳をダメにしてしまいます。開封後は注ぎ口をクリップなどで留めておけば雑菌の侵入を防ぎ、より牛乳の鮮度が長持ちするとのこと。

続いて紹介された「卵」は、パックのまま冷蔵庫の奥に入れるのが基本。多くの人が収納しているであろうドアポケット部分だと、開閉時の振動と温度差によってどうしても傷みやすくなってしまいます。ドアポケット以外の卵トレイに収納する場合は、ケースごと入れるのがベストですよ。

家族の口に入るものだからこそ、食材の鮮度や旨味は意識していきたいところ。正しい保存術を学んで、一度保管場所の見直しを図ってみてはいかが?

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