墨田川を一斉に渡るドブネズミ? 築地解体で増加が懸念されるネズミ被害!

#くらし   
東京でネズミが大量発生するかも?


現在東京都では築地市場の営業が終わり、解体作業が始まっています。築地には数千~1万匹のネズミが生息していると言われていたので、解体作業に伴い大移動をはじめる可能性も。もしも身の回りにネズミが増え始めたら、一体どうすればいいのでしょうか。

東京に生息しているネズミの特徴とは?


10月15日に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MX)には、1万2000件以上のネズミ駆除実績を誇る「GPコーポレーション(ラットパトロール)」の伊藤俊さんが登場。東京にいるネズミの驚くべき生態を教えてくれました。

“家ネズミ”と呼ばれるのは、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類。その中でも高層ビルやマンションでは、クマネズミに注意が必要です。“スーパーラット”の異名を持つクマネズミは、高い学習能力と殺鼠剤が効きづらいという特性が。また登る力も非常に強いため、たとえ14階建てのマンションでも簡単に屋上まで行ってしまいます。配線をかじられると漏電や火災などの危険性もあるので、見つけたら放ってはおけませんね。

また繁華街などで最もよく見るドブネズミも驚異的な存在といえるでしょう。ドブネズミは排水管や下水を移動した汚い体のまま、民家に侵入して病原菌をまき散らします。さらに川一本くらいの距離であれば、簡単に渡ってしまうほど泳ぎが得意。築地にいたドブネズミが墨田川を一斉に渡る可能性もあるそうですよ。

番組を見ていた視聴者からは、「家ネズミにも種類があったなんて初めて知った! あいつらは動きが速いから捕まえるのは至難の技」「ドブネズミが一斉に川を渡る様子ってスゴそう… 想像するだけで鳥肌が立つ」「ネズミは学習すると罠に引っかからなくなるから厄介」「東京でネズミの目撃回数が増えたら絶対に築地のせいだよね。なんか怖くなってきた」と反響の声が続出していました。

ネズミが出現する前にしておきたい対処法!


【写真】これからの季節はネズミ被害も増加する?


ホームセンター「コメリ」の公式サイトでは、家にネズミが出没した時の対策を教えてくれています。ネズミは寒くなる10月~11月頃から暖かい民家に侵入してくるため、ちょうどこの季節は被害も続出。わずか2cm~3cmのすき間でも入ってくるので、まずは外からの進入口を探して塞いでください。

対策グッズを購入する時は、使用する場所や商品の種類が重要。通り道なら粘着シート、仕掛けられない場所は忌避剤、巣があれば殺鼠剤がおすすめです。さらにネズミは営巣場所と採餌場所を分けて生活することができるそう。食べ物をしっかり隠していても巣を作るために侵入する場合があるので、油断はできません。

また中には、ネズミを駆除してから「イエダニ」が出るようになったという家も。死んだネズミやその巣からイエダニが離れ、人について吸血するのが原因です。罠にかかったネズミは放置せず、速やかに処分するようにしましょう。

今後増加が懸念されるネズミ被害。自分の家でネズミを目撃する前に、対策しておきたいですね。

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