“連絡網”があるから解約できない!「固定電話」ってホントに必要?

#くらし   
「固定電話」を使うメリット・デメリット


いまや誰もが携帯電話を持つ時代になり、活躍の場面がすっかり減ってしまった“固定電話”。それでも「電話回線を引いたまま」という家庭は多いのではないでしょうか? どうやら携帯電話をメインにしていても、様々な理由から解約には至っていないようです。

固定電話がなくなったら?


先日ある女性用掲示板に、卒業間近の子どもを持つお母さんが「固定電話を解約したい」と投稿。ただ“すぐに”というわけではなく、いまは学校の連絡網があるため「来年子どもが学校を卒業したら」とタイミングを計っているようです。

お母さんによると連絡網を使った連絡はほとんどなく、固定電話にかかってくるのはセールスや間違い電話ばかり。それがストレスになっているため、「携帯電話があれば固定電話を解約しても問題はないですよね?」と問いかけています。そこで彼女は、既に解約した人や解約を予定している人に向けて意見を求めました。

ネット上の反応を見てみると“解約済み”の人が多く、解約理由について「実家すら使わなくなって、もう固定電話を使う機会がない」「スマホがあれば十分」といったものがありました。質問者と同じような経験を持つ人の意見もあり、「詐欺に引っかかると怖いので解約しました!」「勧誘とかセールス電話ばかりだったからホントいらないと思います」などの声が。

ただ、固定電話を解約して“全く問題なかった”とは一概に言えないようです。今年は豪雨や地震など自然災害の多い年ですが、被災者と思われる人からは「基地局がダメになって携帯が繋がらなくなったので固定電話が重宝しましたよ」というアドバイスも。ちょっと変わったエピソードは「家の中で携帯電話を紛失した」というケースで、固定電話からかけて着信音を鳴らしたという声が意外にもいくつか見られました。

固定電話を使うときに注意したいポイント


【写真】詐欺・セールスに注意!


固定電話を解約できない理由の1つに挙げられる「連絡網」ですが、必ずしも“固定電話でなければいけない”というわけではありません。ネット上で確認できるマニュアルを見ると、携帯電話番号やメールアドレスの登録を促す学校や施設がいくつもありました。携帯電話が推奨される理由について、やはり多いのは“屋外にいても連絡が取れる”という点。固定電話で登録している人も、改めてマニュアルを確かめてみてはいかがでしょうか。

自営業などの家庭では、まだまだ固定電話が現役。そんなときに気をつけたいのが、やはり詐欺やセールス・勧誘電話ですよね。そこで「警視庁犯罪抑止対策本部」は、登録された番号以外つながらない“限定着信機能”付きの電話機を推奨。また相手に警告メッセージが流れる“自動通話録音機”の併用を促しているので、防犯面を意識して機能を選んでみるのも良いかもしれません。

固定電話を継続して使うのか、それとも解約するのか。じっくりと利用状況を見極めて判断してくださいね!

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