遠く離れた南の島に移住者が殺到? 支援制度が充実した“楽園の島”十島村の実態

#くらし   
若い世代も憧れる“自然に囲まれた生活”


大自然に囲まれ、穏やかな生活を送りたいと考える人は少なくありません。近頃は都市に住む人たちが様々な理由で“地方”に注目し、中には移住者が急増している離島もあるようです。

支援制度が充実した移住者の楽園!


今年の10月18日に放送された「所さん! 大変ですよ」(NHK)では、人口増加率が全国2位の鹿児島県十島村を特集。移住者が殺到している“楽園の島”の実態を教えてくれました。

大小12の島からなる十島村。東京から十島村の一番遠い島を目指した場合、飛行機や船を乗り継いで約20時間もかかります。羽田空港から20時間かけると南アフリカまで行けてしまうので、国内とは思えないほどの遠さですよね。

番組が向かったのは、12の島の1つである宝島。住宅補助をはじめとする手厚い支援が魅力の宝島は、移住者の6割が40代以下の子育て世代です。早速どんな支援制度なのかチェックしてみると、例えば自宅は村が用意した一戸建て。所得や居住年数にもよりますが、村営住宅の家賃はひと月6000円しかかかりません。さらに島で新たな仕事に就く場合は、5年間まで最大1日1万円の支援が受けられます。

村はこうした移住者支援の費用を、地方交付税交付金や離島活性化交付金などでカバー。実際に移住してきた人は、「自分たちのしたいことに対してバックアップがすごくある」「生活を何年間か後押ししてくれる制度があったので、安心して島に来られました」と明かしています。やはり慣れない島生活に不安を抱えている人も多いはず。はじめの一歩を支援するサービスがあれば、安心して移住に踏み出せそうですね。

番組を見ていた視聴者からは、「都会は情報が多すぎるからね。島での生活ってなんとなく時間もゆったりしてそう」「のんびりノンストレスで生活するのは本当に憧れる。島に移住するという選択肢もアリだなぁ」「まずはお試しで1カ月くらい生活してみて、素敵な景色に癒されたい」と反響の声が相次いでいました。

“お試し移住”も大人気!


【写真】憧れの移住生活を期間限定で体験できる?


地方を盛り上げるため、最近では様々な支援団体が積極的に活動中。もしも移住に憧れているなら、「地域おこし協力隊」や「集落支援員」に加わって地域協力活動を行うのも1つの方法です。しっかりと給料をもらって働けるので、やりがいも感じられるはず。

またリゾートバイト専門の求人サイト「はたらくどっとこむ」では、2カ月だけの“プチ移住体験”プランが用意されています。移住先は北海道から沖縄まで全国1500件以上を網羅。ちなみに同社の調べによれば、リゾートバイトをした人の28.4%は実際に本格移住しているそう。無料の個室寮や食事など、サポートも充実しています。

都会の喧騒から離れ、静かでゆったりとした生活も面白いかも。興味のある人はぜひチェックしてみてください。

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