主婦が幸せを感じられない3大理由 「おうち時間」を幸せにする工夫(1)【連載】
「ほめられない」「達成感がない」「終わりがない」主婦が幸せを感じられない3大理由
家事は、散らかったものの片づけや、汚れたものの洗濯など、マイナスをゼロに戻す…の繰り返し。仕事の帰りが遅い夫には、昼間どんなに苦労してゼロに戻していても気づいてもらえないし、ほめられることも少ない。
「今日はこれをやろう!」と、朝、決めても子どもがグズッて遮られた結果何にもできない自分にイライラ…。ごはんを作っても作っても終わらない。そんな日々を過ごすうちに家事も仕事のように『達成感』があるとイライラしなくてすむのかな? と考えるようになりました。
【達成感を得るためにやっていること】
◆MY RULE 01:これだけすればOKというものを決める
毎日気持ちよく家で過ごすために、これだけはすればOK、というルーティンを決める。例えば、トイレに行ったついでにササっと拭く、朝、気持ちよくキッチンに立つために、キッチンの拭き上げだけはちゃんとする、など最低限のマイルールを作っておきます。
◆MY RULE 02:何かひとつだけ最後までやりとげる
たくさんのことをあれこれやろう、というのは小さい子どもがいては無理。だから、小さなことでいいんです。例えば、今日は冷蔵庫の中だけきれいにしようと、できる範囲の小さな目標を立てる。そしてできたら自分をほめる!! 決して否定的にはならないように。
◆MY RULE 03:成果を見える化する
今日はこの場所の掃除ができた! と自分のモチベーションを高めるために、「お掃除達成シート」を作っています。できた場所をチェックしていく作業は意外にも楽しいもの。見える化することで、効率よく掃除ができたり汚れっぱなしが防げたり、思った以上の効果が。
◆MY RULE 04:ひとり時間をうまく活用する
私のひとり時間は、子どもが寝ている時間や幼稚園に行っている間。友達とお茶するのもいいけど、何にも遮られず集中的に家事をすると達成感が。夕食やお弁当の作り置きを徹底的にすませておくことで、子どもとの時間に余裕が持ててイライラ解消につながります。

家族にほめられる「おうちごはん」
お料理は好きだけど、毎日作るのは大変。でも手抜きはせずつくりたい。そんなわがままな思いも、試行錯誤の上たどり着いたマイルールで乗り切っています♪ 我が家の毎日を支える食事づくりをご紹介します。

【”彩り“があると気分が上がる週1回の「作り置き」】
◆手間なく作る私の作り置きルーティン
毎日献立を考えるのが大変なので、平日は作り置きを活用して簡単に乗り切っています。作り置きは、メインは肉と魚料理をそれぞれひとつずつ。汁物をひとつ。旬のカラフル野菜を使った副菜を6つ。そして自家製だれとピクルスは必ず作るのがルーティン。あとは下味をつけたお肉を冷凍しておくと便利です。
副菜は手間なくたくさん作れるように、ひとつの野菜でひとつのメニューを作ることで、手間なくまとめて作り置きができるようにするのがポイント! 切らなくていいゴマ、ツナ、かつおぶしなどで、食材にアクセントを加えています。
~ある週の作り置きメニューのレシピの中から、4品ピックアップしてご紹介します。~
鮭の塩こうじだれ
【材料・作りやすい量】
鮭 4 切れ、塩こうじ 大さじ3
【作り方】
1. 鮭を保存容器に入れ、塩こうじを入れる。
2. 半日~ 1 日寝かせてグリルで焼く。

野菜スープ
【材料・作りやすい量】
玉ねぎ 1/2 個、人参 1/2 本、ピーマン 2 個、キャベツ 1/8 個、トマト 1 個、セロリ 1/2 本、出汁 800cc、 鶏がらスープのもと 大さじ1 、塩・こしょう・オリーブオイル 適宜
【作り方】
1.野菜はすべて2㎝角くらいに切る。
2.オリーブオイルを鍋に熱し、玉ねぎを弱火で炒める。
3. 玉ねぎが透き通ってきたら残りの野菜を加え、出汁、鶏がらスープのもとも入れて煮込む。
4. 塩、こしょうで味をととのえる。

れんこんマリネ
【材料・作りやすい量】
れんこん 150g 、オリーブオイル 大さじ1 、酢 大さじ2、粒マスタード 小さじ2、塩・こしょう 適宜
【作り方】
1. 薄切りにしたれんこんは酢と塩(分量外)を少し入れたお湯でさっとゆでてざるに上げる。
2.ペーパーで余分な水気を切り、オリーブオイル、酢、粒マスタード、塩・こしょうを混ぜたマリネ液に浸す。

人参と大根のピクルス
【材料・作りやすい量】
人参 1/2 本、大根 約4㎝、酢 50cc 、はちみつ 大さじ1/2、粒マスタード 小さじ1、オリーブオイル・塩 少々
【作り方】
1. 酢、オリーブオイル、塩、はちみつ、粒マスタードをしっかり混ぜる。
2.太さ1㎝、長さ約4㎝にカットした人参と大根を保存容器に入れ、1で作ったピクルス液を流し込む。

著=yuki/「幸せな「おうち時間」はじめました」(KADOKAWA)
Information
幸せな「おうち時間」はじめました
yukiが試行錯誤の中でみつけた、「いるだけで幸せになれる住まいづくり」や「キライな家事を好きにする、減らす工夫」、「実用的でおしゃれなモノ選び」など、「何気ない毎日が変わる、『おうち時間』を楽しくするための工夫」を書き下ろし! 明日からすぐに取り入れられる、主婦の毎日を充実させるためのヒントがぎゅっと詰まった1冊。
▼単行本情報はこちらから
著者:yuki
夫婦で考えた注文住宅と、毎日の暮らしの様子が読者に支持され人気に。38歳、女の子2人のママとして日々育児にも奮闘中。長かった美容業界の仕事をやめて達成感を見失った経験を経て、「いるだけで幸せになれる空間づくり」「キライな家事をスキにする工夫」「実用的でおしゃれなモノ選び」など、「おうち時間」を幸せにする工夫を重ねて毎日を充実させるようになる。現在では、Instagramやブログの運営を通じて注目を集め、さまざまな商品開発のアドバイザーなども行うようになり活躍の幅を広げている。
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細