もし地球の自転が 突然止まったらどうなる ? 眠れないほど面白い地球の雑学(31)【連載】

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 地球の雑学 その31


地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"!

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第31回目をお送りします。

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もし地球の自転が突然止まったらどうなる?


地球は1日に1回転の速さで自転しているが、その速度は赤道上で時速1670キロメートルと、とてつもないスピードで回り続けている。しかし、地球で暮らしている我々は、そのスピードを認識することはできない。地面だけでなく、その上に建つ建物、さらには大気まで、地球上にあるすべてのモノが等しく同じ速度で動いていることから、それに気づくことはないからだ。

では、地球の自転が突然止まったらどうなるのか。それは地球を電車に、我々をその乗客に置き換えるとわかりやすい。加速も減速もなく一定の速度で走る電車の中では、乗客は平気で立つことも、歩くこともできる。ところが、突然急ブレーキをかけられたら、どうなってしまうかは想像にかたくない。

乗客は進行方向に倒れそうになるが、このときにはたらく力は「G」という単位で表される。1Gを通常の状態とすると、2Gなら自分の体重の2倍の圧力がかかる計算になる。仮に地球の自転が1秒で停止した場合、赤道上にいる人やモノには約47.2Gの力がのしかかることになる。

さらに、この力は大気にもはたらくことから、世界の総人口の約85パーセントが暮らす北緯42度から南緯42度の地域に、恐ろしい強風を発生させる。その風速は赤道上がもっとも強く、秒速465メートルと、原子爆弾による爆風よりも激しい風が吹き荒れる。

また、自転が止まってしまうと、地球は太陽の方角を向いた灼熱の世界と、反対側の極寒の世界に二分される。これに加えて、宇宙空間から降り注ぐ、人体に有害な太陽風を防いでくれていた地磁気も発生しなくなる。その結果、地表には高濃度の放射線が直接降り注ぎ、あらゆる生命は死滅してしまうだろう。

著=雑学総研

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著者:雑学総研
珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。

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