8000万年後、日本とハワイはくっつく!? 眠れないほど面白い地球の雑学(34)【連載】 画像(1/2) 地球の雑学 その34

地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"!

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第34回目をお送りします。


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8000万年後、日本とハワイはくっつく!?

ハワイに遊びに行きたいけれど、航空券は高いし、会社の休みもなかなか取れない......。そんな人に、ちょっとうれしい(?)話がある。ハワイは少しずつ日本に近づいていて、いずれ日本とくっつく日がやってくるのだ。

地球の表面は、プレートと呼ばれる十数枚の巨大な岩盤で複雑に覆われている。プレートは長い時間をかけて少しずつ動いており、それによって地球上にはさまざまな現象が起こる。現在の大陸の形成にも、地震や火山活動にも、プレートの動きが大きく関っている。

日本の周囲には、太平洋プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4枚のプレートがあり、ぶつかり合いながら動いている。そしてハワイ諸島が乗っている太平洋プレートは、1年に6~8センチメートルずつ北西に移動している。つまり、ハワイは日本に年々近づいているのだ。

これは、国土地理院の敷地内にある超長基線電波干渉計の、直径32メートルもある巨大パラボラアンテナでも観測されている。超長基線電波干渉計とは、数10億光年離れた電波星からの電波を世界各地にあるパラボラアンテナで受信し、電波の到達までの時間を精密に測定し、解析する装置である。

日本とハワイの州都ホノルルの距離は約6600キロメートルなので、1年あたり8センチメートルで計算すると、約8000万年後には日本とハワイがくっつくことになる。

それなら、日本から歩いてハワイに行ける時代はやってくるのか。残念なことに、太平洋プレートは日本海溝で北アメリカプレートの下に沈み込んでいる。そのため、太平洋プレートに乗ってせっかくやってきたハワイも、いずれは日本海溝に沈んでしまうことになるようだ。

著=雑学総研