シャーロック・ホームズになりきって絵画を推理! 初心者でもできる美術館の楽しみ方

#くらし   
美術館の楽しみ方は人それぞれ


特別展なども開催され、この季節は美術館が大きな盛り上がりを見せています。

しかし興味のない人にとっては、自ら積極的に行こうと思う場所ではありませんよね。

そこで今回は、知識がなくても美術館を楽しむ方法をご紹介しましょう。

美術館を楽しむ2つの極意!


今年の11月3日に放送された「助けて! きわめびと」(NHK)には、美術鑑賞を指南する数々の書籍を執筆してきたアートライター・藤田令伊さんが登場。

「美術館は敷居が高い」という人の背中を押してくれました。

「絵の見方に正解はない。自由に楽しんでいい」と語る藤田さん。

美術館を楽しむ極意として“ざっくりの後じっくり”“なりきりで妄想を膨らまそう!”という2つを紹介してくれましたが、一体どんな方法なのでしょうか。

やはり美術館で展示されている作品を、1つずつ丁寧に見るのは疲れてしまいますよね。

そこで、まずは美術館をざっくり一回りして、気になる作品をチョイス。

これが“ざっくりの後じっくり”です。

作品が見つかった後は、絵に描かれた状況を自分の言葉で説明してみたり、3分間じっくり鑑賞。

すると細かい部分に気づき、絵の見方がより深くなっていくかもしれません。

お次は自分が「コピーライター」になったつもりで、作品にタイトルをつけてみます。

自分でタイトルを考えていると、なんとなくですが絵に対して「自分のもの」といった感情が。

また「シャーロック・ホームズ」になりきり、絵の中の人たちがどんな会話をしているのか推理するのもおススメです。

実際はどんな光景が描かれていたのかなど、気にし過ぎなくても大丈夫。

自分なりの見方をした方が、その後で“答え合わせ”も楽しめそうです。

番組を見ていた視聴者からは、「美術館に対してなんとなく感じていた“堅苦しさ”みたいなものがなくなった! 自分なりの解釈って考え方が素敵」「確かに自分で妄想した後に答え合わせしてみると面白そう」「知識を詰め込んで鑑賞するよりも、芸術的感性が磨かれる気がする」などの声が上がっていました。

ちなみに現在は上野の森美術館で「フェルメール展」、東京都美術館で「ムンク展―共鳴する魂の叫び」を開催中。

興味のある人は美術館を楽しむ極意を使い、芸術の世界に飛び込んでみてはいかが?

好奇心を刺激される? 様々なテーマにスポットを当てた展示会


【写真】知識がなくても楽しめる展示会は多い!


芸術的な作品を飾る美術館もいいですが、知識がなくとも単純な好奇心だけで楽しめる展示会なども少なくありません。

例えば文京区の野球殿堂博物館では、11月24日から「第3回 野球で自由研究! コンテスト」の作品展を開催。

野球をテーマにした小学生の自由研究作品が展示されるので、子どもたちの鋭い感性に触れられる貴重な機会です。

また恵比寿の東京都写真美術館では、古今東西の建築写真を一堂に展示する「建築×写真 ここのみに在る光」を開催中。時代と共に建築物はどんな変化を遂げてきたのか、“建物フェチ”でなくとも楽しめそう。

他にも1つのジャンルに特化した展示会は、この時期数多く開催されています。

“自分なり”の楽しみ方で、新たな世界の扉を開いてみるのもいいかもしれませんね。

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