外来種は食べて駆除する? 斬新すぎる外来種対策が話題!

生態系を乱し、時には人に危害を加える厄介者として駆除されてきた“特定外来生物”。
放っておけば際限なく被害が拡大していくため、以前から国や自治体の悩みの種となっていました。
しかし最近、そんな問題をあっという間に解決しそうな新しい対策が発案されたようで…。
外来生物の問題を解決するかもしれない斬新な対策法!
今年の11月6日に放送された「バラいろダンディ」(TOKYO MX)では、外来生物を食用にする取り組みについて特集。斬新過ぎる発想がネット上で大きな話題になっています。
特定外来生物「カミツキガメ」が、推計1万6000匹繁殖している千葉県北部の印旛沼。
10月には県などが主催する環境イベントが開かれ、カミツキガメを具材にした香味スープが振る舞われました。
ニンニクとショウガでじっくり煮込まれたスープは、「もう一度食べたい」とおかわりを求められるほど好評だったそう。
また北海道では、アメリカ・コロンビア川原産の「ウチダザリガニ」を“レイクロブスター”として全国に出荷。
フランスでは高級食材とされているため、有名レストランからの注文も。
コメンテーターの内山信二さんは、「カミツキガメだと思って見るから食欲湧かないけど、ちょっと大きめの『スッポン』だって言われれば美味しそうに感じる」「ウチダザリガニもレイクロブスターって名前ならオシャレ」とコメント。
さらに内山さんは「アメリカザリガニとブラックバスを食べたことがあるけど、バターを多めに使えば大丈夫。
バターさえ多めに入れておけば、外来種は大概美味しく食べられる」と、自身の経験を踏まえてこの取り組みに賛同していました。
番組を見ていた視聴者からも、「食べて駆除するのは素晴らしい。命に対して一番正しい行為だと思う」「発案者は誰なんだ! よく思いついたな(笑)」「“もったいない”の精神が生み出した究極の発想。この取り組みはもっと広がっていくべき」「まさに一石二鳥の対策だね」「正直食べてみたいです」と反響の声が相次いでいます。
なぜ外来生物ばかりが問題になるの?

外来生物が及ぼす被害は、「生態系への被害」「人の生命・身体への被害」「農林水産業への被害」の3つに分けられます。かつて沖縄や奄美大島では、ハブやネズミを退治してくれることを期待してマングースを導入しました。
しかしマングースはヤンバルクイナやアマミノクロウサギなどの希少な動物を食べてしまい、絶滅へと追い込んだ例も。
また縁日などで見かける可愛らしいミドリガメですが、正確には「アカミミガメ」という本来は日本にいないカメです。
成長すると甲羅が30cmを超えることもあり、飼いきれずに捨てる人が後を絶ちません。
外来生物の話をはじめ、“環境問題”は思っている以上に身近な出来事。人と自然の関係について、一度考え直してみるのもいいかもしれませんね。
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