ジャズの楽譜は真っ白!? ピアニストが語るクラシック・ジャズ・ポップスの特徴

#くらし   
ジャンルごとに演奏の仕方もさまざま


ピアノは誰もが知っている定番楽器で、幼い頃からレッスンに通っている人も多くいます。

しかし同じピアノでも、演奏方法や楽曲が変わると全く別物に。

今回は、プロのピアニストが語るジャンルごとの違いをご紹介します。

ピアニストによるピアノのジャンル講座


10月28日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)に、それぞれ別のジャンルで活躍する3人のピアニストが登場。クラシックの清塚信也さん、ジャズの山中千尋さん、ポップスの紺野紗衣さんが、生演奏を交えながらそれぞれの特徴や演奏者のこだわりなどを解説してくれました。

まず取り上げられたのは、演奏に欠かせない楽譜から。

クラシックの楽譜は、作曲者の演奏を忠実に再現するために書かれているもの。

メロディーやコード、音の強弱などが細かく指定されており、アレンジやミスは大きなタブーとされています。

ジャズの楽譜はクラシックと正反対で、右手の音符とコード以外ほとんど何も書かれていません。

左手の弾き方は演奏者によって様々で、その場限りのアレンジやアドリブを楽しむのがジャズの醍醐味ですよ。

ポップスで演奏されるのは有名な曲や流行歌がメイン。

そのため聞きなじみのあるフレーズはきちんと演奏するように楽譜で指定されているそう。

しかしそれ以外の部分は、ほぼフリー演奏。紺野さんは、その場の状況や一緒に演奏する楽器によってアレンジを決めると語っています。

3人のプロが語るジャンルについて、視聴者からは「めちゃくちゃ勉強になる!」「楽譜1枚でもこんなに違うなんて驚き」「説明しながら演奏する姿がカッコイイ」と驚きの声が続出。「今すぐにでもピアノが弾きたくなる」「あと3回は見たい神回だった…」と、大好評の企画になりました。

クラシックコンサートは敷居が高い?


【写真】コンサートに行く前に知っておきたい知識


演奏者の技術やこだわりを肌で感じられるのは、もちろん演奏を生で楽しめるコンサート。

ですがコンサートホールに通い慣れていない人は、「敷居が高い」「知識がないと楽しめなさそう」など近寄りがたいイメージを抱くことも珍しくありません。

「チケットぴあ」の公式サイトでは、初心者に向けてクラシックコンサートの楽しみ方をレクチャー。

最低限のマナーやコンサートの選び方などが解説されています。

舞台に立つ演奏者はフォーマルなスーツやドレスが多いですが、観客はカジュアルな服装でもOK。

クラシックならコンサート前に曲を解説したパンフレットが配られるので、知識が全くない状態でも気兼ねなく楽しめます。

そもそもどんなコンサートを選べばいいか分からないという人は、聞いたことのある作曲者や好みの楽器、パリやローマなど好きな国から選んでみるのもいいでしょう。

最近では親しみやすい映画音楽などのコンサートも多く、初心者にはぴったり。たくさん聞いて、少しずつクラシックの世界を知っていけるといいですね。

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