技術改革で「パラパラ感」を追及!“冷凍チャーハン戦争”に終わりは来るのか!?

#くらし   
パラパラの秘密はプロシェフの技術にあり!


中華料理店の人気メニューのひとつ、“チャーハン”。

近年は冷凍チャーハンを発売する食品会社も増え、家庭でも気軽に味わえるようになりました。中華料理店ならではのパラパラ感まで再現されたことで、熾烈な“冷凍チャーハン戦争”が勃発しているようです。

しのぎを削る冷凍チャーハン開発!


11月5日放送の「新説! 所JAPAN」(フジテレビ系)では、冷凍チャーハンの特集とともに「なぜ日本の冷凍チャーハンはパラパラでおいしいのか?」を紹介。

シェア100%を分け合う「ニチレイ」、「マルハニチロ」、「味の素」が生み出した冷凍チャーハンの魅力に迫っています。

番組では冷凍チャーハンの歴史を振り返りつつ、まずはニチレイが起こした冷凍チャーハン革命について解説。

実際に工場に潜入して行った取材で、2001年より前の冷凍チャーハンは技術的な問題から「焚いたご飯に中華風の味つけをしただけ」という事実が明らかに。

そこでニチレイでは、パラパラに炒めてから冷凍する技術を導入。残念ながら、その技術の中身までは“公開NG”とのこと。

マルハニチロはパラパラの冷凍チャーハンにこだわるため、「赤坂璃宮」のオーナーシェフ・譚彦彬さんの技術を徹底研究。プロの手業を機械に取り入れた結果、巨大な7つの釜を食材がめぐり、3枚のヘラでかき混ぜるという工程が生み出されました。

「高火力で短時間に炒めること」が“厨房の技”となり、またパラパラの状態で凍らせる冷凍技術の工夫もポイントになったようです。

いっぽう味の素では「パラパラ感は当たり前の価値」と捉えて“風味”に着目し、マー油と葱油を加えて風味を豊かに。

また、パッケージもライバルとは違う色使いで差別化を図っています。

三つ巴で繰り広げられる技術革新に視聴者も興味津々で、「今まで気にしてなかったけど3社それぞれの持ち味があるんだね」「冷凍チャーハンにこれほど情熱が注がれているとは知らなかった…」「冷凍チャーハン食べたことなかったけどここまで本格的なら食べてみたい!」といった声が相次ぎました。

チャーハンだけじゃない! 進化を続ける冷凍食品


【写真】各社が追及する“こだわり”の味


冷凍チャーハン以外にも、続々とこだわりの冷凍食品が登場しているのでご紹介。

例えば10月1日に発売が始まった「吉野家 特製牛肉まん・特製豚肉まん」は、食品製造販売の「アイケイ」と牛丼チェーン「吉野家」の共同開発商品。

昨年発売して好評だったメニューのリニューアルで、「気軽に食べたい」という要望に応えて一回り小さなサイズとなりました。

吉野家の味わいを皮の中に閉じ込めた冷凍肉まんで、吉野家と同じ食材を使い全て手包みという点が美味しさの秘訣に。

同じく9月にリニューアル商品を発表したのは、大手食品メーカーの「米久」。

同社が発売したのは大龍シリーズの「エビチリ」と「酢豚」で、エビチリは“えびフリッター”の衣をより薄くしたことでエビの食感を引き立てることに成功。

酢豚は国産の「六穀豚」のもも肉にこだわるなど、どちらの商品も製法や材料で“美味しさ”を追及しています。

日々進化を続ける冷凍食品の完成度を、ぜひ確かめてみてくださいね!

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