ドイツの小学生は万年筆を使ってる? 世界の文房具事情

国や文化の違いは、様々なところに影響を及ぼします。時には海外ならではの考え方が、驚きや感動を運んでくれることも。そこで今回は、世界と日本の“違い”にスポットを当ててみましょう。
文化も流行も異なる世界の文房具事情!
今年の11月6日に放送された「世界くらべてみたら」(TBS系)では、「世界で人気の文房具」を特集。日本とは違ったその国ならではの文房具事情が明らかになりました。
まずは日本の学生へお気に入りの文房具について質問。するとペン立てのように立てて使える筆箱「ネオクリッツ」、ポンと押すだけで接着できるスタンプのり「テープのり tenori イチオシ」など、最新便利文房具の名前が並びます。中でも一番人気だったのは、書く度に芯が少しずつ回転して尖った状態を維持できるシャーペン「クルトガ」。日本人は機能性を重視する傾向にあり、文房具もニーズに応じた進化を遂げているようです。
お次は受験戦争で有名な“勉強大国”韓国を見てみましょう。学生を対象に街頭インタビューをしたところ、韓国ではニンジンの文房具が大ブーム。女の子のほとんどが、ペンや消しゴム、筆箱などのニンジン文房具を持っていました。
学生にとって文房具が身近な存在なのは世界共通。しかし文化が違えば“当たり前”も変わってきます。ドイツの小学生に筆箱の中を見せてもらうと、多くの子どもたちが“万年筆”を所有。ドイツには「万年筆免許証」というものがあり、小学校で万年筆を使う授業が義務化されている地域も。
免許を取得すると他の授業でも万年筆の使用が許可され、子どもたちも積極的に使うようになります。万年筆といえばボールペンや鉛筆に比べて高価なので、簡単に無くしたり壊したりできません。万年筆で字の書き方を学ぶだけでなく、“モノを大切にする”ということも小さい頃から学べます。「モンブラン」や「ファーバーカステル」などの高級文房具メーカーを輩出したドイツらしい文化ですね。
番組を見ていた視聴者からは、「ドイツの文化に感動した。万年筆ならインクを入れ替えて長く使えるし、教育には最適だね」「日本もドイツを見習うべき! 良いものを長く使うのは大切なこと」「韓国で可愛い文房具が流行ってるのは勉強大国だからこそって感じがする」「どこの国も性格とか特色が出てて面白い」と反響の声が相次いでいました。
ちなみにインドでは科目によってノートを使い分ける習慣がなく、大きいノート1冊で済ませる人が多いそうですよ。
海外で人気を集める日本の文房具とは

今月放送された「陸海空 地球征服するなんて」(テレビ朝日系)では、スイスで日本の文房具が大人気だと紹介されていました。早速現地で調査をしたところ、日本製のボールペンや万年筆を使うスイス人が少なくありません。
そこで日本の文房具店に潜入し、外国人が買っていく商品を調査。話を聞いてみると、「『セーラー万年筆』は日本らしいデザインと色使いがとても芸術的で好き」「こんなにたくさんの色が入っているクレヨンはオーストラリアで見たことがないわ」といったコメントが。万年筆をはじめカラフルなペンなど、特に筆記用具が人気のようです。
文房具の世界もこだわってみると楽しいかもしれません。興味のある人はぜひチェックしてみてください。
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