もしかしたら疲れすぎかも。自分の声が分からないなら　「心の声」を聞いて願いを叶える(7)【連載】

本当は誰もが、自分の「心の声」がちゃんと聞こえているのです。だって、心の声って「あなたの魂」だから。でも、どこかの神さまや宇宙人、常識や両親からの教えを優先して、心の声を無視していませんか？

あなたはあなた、あなたは人間。地球人。「私はどうしたいの？」と自分に問い続けてみましょう。それが本当の願いを叶えだし、自然に楽しい人生を歩むことができる第一歩なのです。

宇宙法則を日常生活で活用してたどり着ける、本当の幸せのある生き方についてを『キラキラな宇宙法則をめちゃくちゃ日常生活に使ってみました』から全9回までお届け。今回は第7回目です。

それでも自分の声がわからないなら、まずは寝ろ！　休め！

先に挙げたアプローチをしてみても、いまひとつ自分の声がわからない？　それは単に疲れすぎなのかもしれません。

寝る、休む、癒す、でまずは疲れを取ること！

自分の声がわからないほど身体の感覚に対して鈍くなっているとき、交感神経が過緊張して筋肉がガチガチになり、呼吸も浅い状態になっていることがあります。つまりは身体が【闘争か逃走】の状態、感情を感じるとか自分の考えを意識するとか、それどころじゃない状態にあるということです。

生命の危機に陥ってるときって、自分の感情がどうとか意識する余裕すらないですよね。だから、そのくらいまで自分が追い込まれてるんだということをまずは自覚してくださいね。

その場合、緊張している身体の奥にたくさんのネガティブな感情が抑圧されて押し込められています。

タオルを口に当てて思いきり暴言を吐いてみたりして、溜め込んだエネルギーを一度存分に外に放出してみてください。

それによってダムの放水のごとく、エネルギーが流れ始めますので、後はゆっくりと身体を休め、感じる時間を持つと良いでしょう。

ときどき自分が何を考え、感じているか、なんとなく好きなものが何か、自分の感覚がまったくわからないという方もいらっしゃいます。

それはけっして異常なことではなくて、わからないことがわかったのだからオッケー！

そのような方の場合、頑張って「わかろう、わかろう」とすればするほど逆効果になりますので、まずは徹底的に身体のケア、とくに睡眠を中心に、ゆっくり休むことだけをやってみてください。

受けていて気持ちがいいならば、アロマ・トリートメントなど身体ケアも効果的ですし、温泉やラドン浴のホルミシスルームなどで身体を癒してあげるのも良いですよ。

身体が緩（ゆる）んだ後には感情が出やすくなるので、いきなり暴力をふるったりしないようにお気をつけて！

眠れない、緊張も解けないよという方は

それでも緊張する、休んでと言われても休めないという方へ。

過去に私は一〇年間整体師をしていたことがあるのですが、実は整体師になりたての頃は施術者の方に身体を触られることすら苦手でした。どこを触られてもくすぐったかったんですよね。カイロプラクティックを受けても、背骨や首の矯正の際に無意識に身体に力が入ってしまっていたため、カイロプラクター泣かせだったと思います。

だからこそよくわかるのですが、無自覚に頑張っていたり、我慢している方は身体の緊張に気がつけていません。気がついていないからケアをしない。ケアをしないからまた疲労がたまるという悪循環になっているのです。

なので、先に挙げているように他人から施術を受ける場合には、できることなら施術をする前に、ただ背中や腕、脚などを撫でてもらってください。

なんの技術もいりません。ただ、撫でるだけです（異性に抵抗がある方は同性の信頼できるセラピストや友人にお願いしましょう）。　

人は人に触れられるだけで自然とリラックスしてきます。

そうやって不要な緊張を取った後に施術を受けることによって、より深い癒しを体験することができます。

また、身体を触れてくれる相手がいない、施術を受けにいく時間やお金がない、他人に身体に触れられることに抵抗があるという方は、自分で自分の身体を撫でてあげてください。

愛する人や安心できる相手から触れられたほうが、気持ちの面でもリラックス効果は高いですが、皮膚と皮膚との触れ合いによる癒し効果は自分で行っても享受することができます。まずは【自分と両想い】ですよ。

※肌と肌の触れ合いの大切さについては『皮膚という「脳」』（山口創著・東京書籍）などでも詳しく語られています。参考にしてみてください。

著＝岡田 哲也、イラスト＝永井あづみ／「キラキラな宇宙法則をめちゃくちゃ日常生活に使ってみました」（KADOKAWA）