「かっぱ橋」のルーツは江戸時代? 世界中から注目を集める“日本一の道具街”の魅力!

#くらし   
都市の発展に伴って料理道具街へと変化?


一般人からプロの料理人まで、多くの人を魅了する料理道具街「かっぱ橋」。

本格的な道具をはじめ珍しい商品やお買い得品も盛りだくさんなので、通りを歩くだけでも楽しめます。

そこで今回は、今大注目のかっぱ橋について見ていきましょう。

なぜかっぱ橋は料理道具の街になった?


今年の11月26日に放送された「新説! 所JAPAN」(フジテレビ系)では、海外の人にも大人気な「かっぱ橋道具街」を特集。日本人も知らないかっぱ橋の秘密が明かされました。

かっぱ橋とは、浅草と上野の間に位置する全長800mの道具街。

およそ170店舗が軒を連ね、日本一の道具街としても有名です。

中には2000本以上の包丁を扱うお店や、お箸だけを取り揃えた個性的な専門店も。

かっぱ橋の歴史は古く、江戸時代に古道具を扱う商人のお店からはじまったと言われています。

そして大正、昭和と時代が変わるにつれ、料理人に欠かせない調理器具専門店が集まる街に変貌を遂げていきました。

しかしなぜかっぱ橋は、料理道具の街になったのでしょうか。

歴史学者の磯田道史さんは、「江戸という100万人の都市が、100年たらずの間に1000万人の都市になったことが大きい」「都市が10倍になり、しかも独身者・単身者が多かったので、調理器具の需要は尋常じゃなかったと思う」と持論を展開。

調理器具の仕入れ先をかっぱ橋が一手に担った結果、今ほどの規模に進化したのだといいます。

番組ではさらにかっぱ橋の秘密を探るため、100万点以上の品揃えを誇る「飯田屋」に突撃。

かっぱ橋随一のお店では、どの料理道具が一番多いのかを調べました。

第5位「おたま」(174種類)

第4位「おろし金」(211種類)

第3位「ザル」(226種類)

第2位「包丁」(231種類)

第1位「鍋」(336種類)

やはり家庭にもある身近な道具が上位を占めています。

ちなみに大差で1位に輝いた鍋は、336種類のうち大半が「土鍋」。

海外からも強い人気があるようで、購入していたアメリカ人は「日本の土鍋は質がいいし壊れにくい」「僕にとっては土鍋こそ“日本そのもの”だ」と絶賛しています。

視聴者からは「かっぱ橋ならウィンドウショッピングしてるだけで1日潰せそうだね」「最近は本当に海外の人が増えたと思う。包丁とかめちゃくちゃ人気」「魅力的なモノに惹かれるのは世界共通。かっぱ橋はロマン溢れる街だよ」などの声が上がっていました。

お土産にも最適なかっぱ橋のキッチングッズ!


【写真】長い伝統を受け継いだ和食器が大人気?


訪日外国人の3人に1人が訪れるという東京都台東区。

かっぱ橋はアメ横に次ぐ人気を誇っているようです。以前放送された「あさチャン!」(TBS系)では、海外の人がかっぱ橋で何を買っていくのか調べていました。

番組では、富士山や桜の絵柄が浮かぶ「醤油絵皿」や富士山柄の丼を紹介。

かっぱ橋には、お土産に適したユニークな和食器が多くあります。

また、少し前にも話題を呼んでいた「食品サンプル」も、まだまだ海外の人には人気が高いよう。

もちろん包丁や鍋などの実用的な道具を買っていく人も少なくありません。

しかしホームパーティーの文化がある海外では、食器などにこだわりたい人も多いのかもしれませんね。

世界中の人を魅了するかっぱ橋。

興味のある人は、一度足を運んでみては?

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