マツコさん「ご当地サケじゃダメなの?」 サケとサーモンの呼び方問題の真実!

最近、若者から絶大な人気を誇る“サーモン”。
手ごろな価格、若者向けの調理方法や味つけができることから、マグロより好きという人も増えてきました。
そこで今回は、サーモンにまつわる秘密をご紹介していきましょう。
“サケ”と“サーモン”はどうやって呼び方を分けている?
今年の11月20日に放送された「マツコの知らない世界」(TBS系)には、1日2食、週5回サーモンを食べるという中尾晋さんが登場。サーモンに隠された驚きの真実を教えてくれました。
サーモンは回転寿司の好きなネタランキングで7年連続1位を獲得するなど、現在大きなブームを巻き起こしています。
特に国内は、“ご当地サーモン戦国時代”に突入。
海外産のサーモンが8割~9割を占める中、残り1割で100種類以上のご当地サーモンが覇権を争っているそう。
中尾さんはサーモンの魅力を熱弁しますが、そもそもマツコ・デラックスさんは「サーモン」という呼び方が気に入らないようす。
「『キングサーモン』とかは『シロザケ』とは別物だったワケよ」と突っかかり、ご当地サーモンの話題でも「ご当地サケじゃダメなの?」と話を進めようとしません。
すると中尾さんは、確かに“サケ派”と“サーモン派”による呼び方問題の議論は以前からあったと言います。
しかしサケとサーモンの境界は曖昧らしく、現在は天然モノをサケ、養殖をサーモンと呼ぶのが一般的だと説明してくれました。
ちなみに天然モノは生で食べるのはよくないとされ、徹底管理されている養殖の方が生食に適しているそうです。
また中尾さん曰く「ギンザケ」はもともと天然だったものの、今は99.9%が養殖。
「ギンザケって呼んでるけど、個人的にはサーモン」とややこしすぎる持論を展開します。
これにはマツコさんも、「お前面倒くさい」と顔をしかめていました。
番組を見ていた視聴者からは、「正直サケでもサーモンでもどっちでもいいわ(笑)」「今は海外産のサーモンが主流だったんだね。あまり意識せずに食べてた」「養殖の技術も発達してるから天然にこだわる人も少なくなってきたと思う。きっと今後もサケとサーモンが明確に分けられることはないのだろう」といった声が上がっています。
ご当地サーモンで日本の養殖事業を盛り上げよう!

「NHK NEWS WEB」によると、サーモンブームの要因には生食用サーモンの市場拡大が影響しているそう。
しかし生食に適しているのは、「アトランティックサーモン」や「ニジマス」といった海外で取れる養殖の魚。
そのため国内で消費されるサーモンのほとんどがチリやノルウェーなどの外国産で占められ、国内の生産者はあまり需要を取り込めていないのが実状でした。
そこで登場したのが“ご当地サーモン”。高まるサーモン人気にあやかろうと、全国各地の自治体が企業などと連携してサーモンの養殖に取り組んでいます。
中には“完全陸上養殖”で食の安全を確保しようと考える企業も登場。
陸上施設での養殖が順調に進めば、冬場も安定的に出荷することが可能になります。
日本でのサーモン養殖事業が活性化すれば、外国産主流のサーモン市場が大きく変わっていくかもしれませんね。
全国で行われているご当地サーモンの取り組み。興味のある人は、ぜひチェックしてみてください。
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