雲の正体は気体ではなく水や氷の粒だった! 眠れないほど面白い地球の雑学(75)【連載】 画像(1/2) 地球の雑学 その75

地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"!

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第75回目をお送りします。


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雲の正体は気体ではなく水や氷の粒だった!

ふわふわと空に浮かびながら、刻一刻と姿を変えていく雲。軽やかなイメージから、その正体は気体のように思えてしまうが、じつは空気中の水蒸気が凝結することでできた「水」や「氷」の粒である。

そもそも、気体は目に見えない。われわれが目にしている雲は「雲粒(うんりゅう)」と呼ばれる水や氷の粒が無数に集まって形成されたもので、太陽光が雲粒で錯乱することによって白く見えているのだ。

このように、非常に小さな雲粒が集まることでつくられる雲は、発生の仕方や高度によって、10種類に分類される。

まず、その名称は高度によって、「上層雲」「中層雲」「下層雲」の三つに分けられる。成層圏との境目に近い上空約5000~1万3000メートルあたりにできるのが上層雲。上空2000~7000メートルあたりにできるのが中層雲。2000メートル以下の、地表に比較的近いところにできるのが下層雲である。

続いて、形によって「積雲」「層雲」の二つに分けられる。低空から上空まで鉛(えん)直方向(水平面に対して垂直の方向)に広がるのが積雲。薄く水平に広がるのが層雲だ。

そして、上層雲は「巻雲」「巻層雲」「巻積雲」に、中層雲は「高積雲」「高層雲」「乱層雲」に、下層運は「層雲」「層積雲」「積雲」「積乱雲」に細分化され、最終的に10種類まで分類される。

ちなみに、対流によって発達する積雲と積乱雲は、下層から上層まで垂直に発達することもあるという。

著=雑学総研