【クイズ】一晩置いたカレーがおいしくなるワケ知ってる? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(1)

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一晩置いたカレーがおいしくなるワケ知ってる?


「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!

子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第1回目をお送りします。

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一晩置いたカレーがおいしくなるワケ


老若男女問わず、日本人が大好きなカレーは、作り置きできる便利な料理である。昔から「二日目のカレーはおいしい」などとよくいわれる。作りたてのカレーもおいしいが、確かに一晩置いたカレーを温め直すと、さらにおいしく感じる。これは気のせいではない。

一晩寝かせると、肉や野菜、スパイスから、グルタミン酸、アミノ酸、果糖、ショ糖などのうまみ成分が溶け出してコクのある味になるのだ。また、具が煮崩れた結果、繊維分やでんぷんなどが30パーセントも増えて汁にとろみが出る。一晩置いたカレーを温めるときに、少し水を加えないと焦げつきやすいのはこのためだが、とろみによって舌が味を感じやすくなるようだ。

さらに、一晩たったことでスパイスの刺激的な香りが飛び、まろやかな味になる。ピリリとした香りが好みの人は、温め直すときにカレー粉か好みのスパイスを少量加えよう。ほかにも、材料に味がしみたり、油の粒が小さくなったりすることで舌触りがよくなる、複雑な味が出てくるなどの理由も考えられる。

カレーは大きなお鍋にたっぷり作って、翌日また新たな味を楽しもう。

監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)

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頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学


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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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