【クイズ】「ショート」ケーキはどうして「ショート」なの? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(8)

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「ショート」ケーキはどうして「ショート」?


「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!

子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第8回目をお送りします。

◇ ◇ ◇

小さいケーキがなぜ「ショート」ケーキなの?


ふわふわしたスポンジ生地に、生クリームとイチゴが乗ったショートケーキは、子どもにも大人にも大人気。しかし、これを「ショートケーキ」と呼ぶのは日本人だけである。

多くの人は、「小さいケーキ」の代名詞として「ショートケーキ」と呼ばれていると思っている。しかし、ショート(short)は「短い」という意味だから、小さいケーキなら「スモールケーキ(small cake)」となるはずだ。

じつは「ショート」には、「短い」以外に「サクサクした」という意味もある。アメリカやイギリスで「ショートケーキ」といえば、ふわふわしたスポンジではなく、ビスケットのような生地を土台にしたケーキのことをいう。たまたまそのケーキが小さかったため、日本に輸入された際に小さいケーキ=ショートケーキと解釈されてしまったのだろう。

日本風ショートケーキの起源ははっきりしていないが、大正11年(1922)、不二家(ふじや)の創業者・藤井林右衛門(りんえもん)らが、ビスケットのような生地を日本人の好みに合うようスポンジ生地にアレンジして、販売したのがはじまりとされている。

監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)

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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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