人間は体も脳も"初期設定"は女性だった! 眠れないほど面白い地球の雑学(94)【連載】

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地球の雑学 その94


地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"!

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第94回目をお送りします。

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人間は体も脳も"初期設定"は女性だった!


聖書では、男性のアダムの肋骨から女性のイヴがつくられたことになっているが、現代の科学によると、人間の"初期設定"は女性なのだという。人間の性別は受精した瞬間に決まり、それを決定するのは「X」と「Y」の性染色体である。卵子がY精子と受精すると「XY」で男の子に、X精子と受精すると「XX」で女の子になる。X染色体は女性の染色体ではなく、男女共通の基本の染色体である。

妊娠2カ月頃までの胎児は、体も脳も男女の違いはなく、いわば共通の基本形である。そして「XY」の染色体を持つ胎児も、男性になれという指示がないかぎり、体も脳も女性になっていく。つまり、人間の初期設定は女性なのである。

男女の違いが生まれるのは、Y染色体を持つ胎児がテストステロンという男性ホルモンのシャワーを浴びてから。このホルモンの働きで、女性の生殖器の代わりに男性の生殖器がつくられ、脳も女の子と同じ脳から"男性脳"になっていく。

脳の構造も、その脳の使い方も、男の子と女の子では異なっている。

ホルモンシャワーによって、男の子の左脳の発達は抑制されるが、そのぶん右脳は発達して大きくなる。右脳は、空間認識や図形処理をつかさどるとされ、男性はこの右脳を使って地図を読んだり、とことん考えたりする傾向にある。一方、女性の脳は、左右の脳をつなぐ脳漿(のうしょう)が太く、ひんぱんに情報を行き来させて、左右の脳をバランスよく使うことが多い。

初期設定が女性だった胎児も、生まれて成長するにしたがって、行動パターンや興味の対象などに男女の違いが出てくるのである。

著=雑学総研

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著者:雑学総研
珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。

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