もう迷惑とは言わせない! 最新技術で繊維製品に生まれ変わる“千羽鶴”

#くらし   
ありがたいけど使い道のない“千羽鶴”


被災地に送られてくる“救援物資”。

その中には調理が難しい大量の生米や季節外れの衣類など、対応に困ってしまうものも少なくありません。

実際に阪神淡路大震災では、救援物資の処分に2300万円の費用がかかったという話も。

そこで今回は、被災地で起こっている意外な問題についてみていきましょう。

千羽鶴が生まれ変わる最新技術とは?


以前放送された「林先生が驚く 初耳学!」(TBS系)では、被災地に送ると迷惑になりかねない“あるモノ”を紹介。

被災者がSNSに投稿したつぶやきから、悲しい実情が明らかにされました。

昨年の7月、各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨。

土砂崩れや浸水により、避難所生活を強いられた人も数多くいます。

するとTwitterなどでは「#被災地いらなかった物リスト」というハッシュタグが大きな注目を集め、被災者の本音が全国へ拡散されることに。

その中でも特に目立ったのは“千羽鶴”。

「全部を飾る場所もなく、大量に送られると迷惑」「嬉しいのもあるけど、どうしようもないのが実情」といった切実な声が見られます。

しかしここ最近、千羽鶴が画期的な方法で再利用されているそう。

もちろんこれまでも再生紙として利用されることはありましたが、最新技術では“糸”へと加工できるようになりました。

現在はTシャツやタオルなどの繊維製品として活躍している千羽鶴もあり、“折り鶴再生グッズ”を世界に広める活動も行われています。

番組を見ていた視聴者からは、「繊維製品に生まれ変わるなら文句ナシだよ。やっぱり技術革新は世界を救うと思う」「素晴らしい取り組み! 再生紙にも糸にもできるなんて使い道が広がるね」「千羽鶴に込められた“想い”がTシャツに生まれ変わる。素敵なことだわ」と驚きの声が上がっていました。

世界が変わる日も遠くない?


【写真】世界を変える夢の技術が実現した?


近年、環境問題への取り組みは世界の最重要課題になりました。

そして様々な国の企業が新技術の開発に本腰を入れはじめ、これまでには考えられなかった発明が次々と登場することに。

そんな中で「積水化学工業」は、アメリカの「ランザテック社」と共同で世界初となる技術を確立します。

2社が3年間の研究を経て実現させたのは、“ごみ”をまるごと“エタノール”に変換する技術。

化石燃料に頼ることのない“ごみの原料化”は、長年テーマにされてきた夢のような発明です。

2019年度に実用プラント稼働を目指す「積水化学工業」。

普及に成功すれば、世界は大きな変化を遂げるかもしれません。

使い道のなかったものが生まれ変わるのは、素晴らしいことですよね。次はどんな技術が生み出されていくのでしょうか。

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