人間の血管をつなげると地球を2周半する長さになる! 眠れないほど面白い地球の雑学(109)【連載】 画像(1/2) 地球の雑学 その109

地球はどうやって生まれたのか。気になりませんか? 人間の身体の知られざる秘密など、思わずだれかに話したくなる理系のウンチクで、あなたの雑談を‟スケールアップ"!

『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から、第109回目をお送りします。


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人間の血管をつなげると地球を2周半する長さになる!

人間にとって血液とは、命をつなぐために必要な酸素や栄養分を運ぶ大切な役目を担っているが、この血液の通り道となるのが血管だ。そして血管は、役割や部位によって、動脈、静脈、毛細血管の三つに分類される。

まず「動脈」とは、心臓から全身に送り出される血液が流れる血管。心臓から出た血液が最初に通る大動脈は、全身でいちばん太く、成人では3センチメートルにも達する。

動脈とは逆に、全身から心臓に戻ってくる血液が流れるのが「静脈」だ。動脈を流れる血液は、酸素をたくさん含んで鮮やかな赤色をしているのに対し、静脈には二酸化炭素を多く含む少し黒っぽい血が流れている。また、皮膚の表面近くに見える血管はどれも静脈で、動脈は、皮膚の深いところにあって表面からは見えない。

さらに血管は、心臓から全身の末端へと向かうにつれて枝分かれを繰り返し、次第に細くなっていく。

こうして、全身に網の目のように広がっているのが毛細血管だ。呼吸で体内にとり入れた酸素を全身に運ぶのも、体内でできた二酸化炭素を集めてきて、肺から外に出すのも、毛細血管の役目である。

このように、全身にすき間なく広がっている血管だが、成人の血管をすべてつなげると、約10万キロメートルもある。地球の円周は約4万キロメートルであることから、地球を2周半するのと同じくらいの長さに匹敵するのだ。

ちなみに、合計すると約10万キロメートルに達する血管のうち95パーセントを占めるのは毛細血管で、心臓から出た血液がこれらの血管をめぐり、再び心臓へと戻ってくるのにかかる時間は約30秒といわれている。

著=雑学総研