日用品のムダ買いを防ぐ「4つの新常識」とネットやスマホの「ムダな契約の解約法」 画像(1/6) 財布ランドの妖精・シメルンも納得!

洗剤、歯磨き粉、ラップなど、日用品の節約こそ、ここ数年でそのやり方が変わった最たる費目。また、スマホの契約時にもれなくついてくるアプリや一定期間無料のネットサービスは、使っていないのに契約し続けているとまるまるムダに。少額だけど〝ちりつも〟で考えれば、グッとやりくりできそうなこの2つ、消費生活アドバイザー歴10年の和田さんに最新事情を聞きました。

日用品は〝ついでに〟買う。ストックは最小限でいい

少し前までは〝よく使う日用品はリスト化し、なくなる前に買い足す〟というのが常識。さらにさかのぼると〝日用品は底値帳を作って底値のときにまとめ買いし、家にストックしておく〟のが節約の常識でした。しかし和田さんいわく、「10 年前くらいまでは、ドラッグストアやスーパーの一角などが日用品を買う主な場所でしたよね。でも最近は、ホームセンター、コンビニ、生協などの宅配、Amazon やロハコ、ネットスーパーなど、日用品を取り扱う場が増え、ありとあらゆる買い方ができるようになりました。だから今は、日用品をどう買うか、もう考えなくていいんです」。

日用品をどこでどう安く買うかを考える時間こそがそもそもムダで、日用品のムダを減らしたいなら買い物の回数を減らすのがいちばん、とも。「日用品は食品に比べれば緊急性の高いアイテムではありません。ですから、日用品を買うのは、食品を買う〝ついで〟、ネットでほかのものを注文する〝ついで〟でいい。そういう時代になりました」。

日用品のムダ買いを防ぐ「4つの新常識」とネットやスマホの「ムダな契約の解約法」 画像(3/6) 【写真を見る】教えてくれたのは、和田由貴さん

ムダのない日用品の買い方「4つの新常識」

【新常識 1 】ストックは「+1」が今どきの常識

「近所に日用品が買える店がないとか、周りにネット環境がないとかなら大量のストックもやむなしです。しかしそうでないなら日用品のストックはどれも+1の在庫があれば充分」と和田さん。「ストックが多いと、ものを大切に使おうと思わなくなり、空間が塞がれることでものを探す時間が増え、新商品を買いたくてもストックのせいで買う機会を逸することだってあるんですよ」。

【新常識 2 】底値にこだわり過ぎると損をする

「底値を気にして、スーパーのチラシを見比べたり、スーパーBのほうがラップが20円安いから、今、スーパーAで買わないで翌日スーパーBに行ったり。でもその行動、よく考えてみてください。迷う時間や足代、翌日スーパーBに行ったときのさらなるムダ買いこそが損じゃないですか?」。いつも買う洗剤の詰め替えは300 円以下なら買うなど、〝緩い底値の上限〟があればいいのです。

【新常識 3 】PB商品は値段が一定で気持ちがラク

イトーヨーカドーの〝セブンプレミアム〟、イオンの〝トップバリュ〟、西友の〝きほんのき〟など、メーカー品と比べて2~3割ほど安いPB(自主企画)商品は、値段の変動がほぼないのが特徴。「日用品はよく行くスーパーのPB商品を選ぶと、値段に一喜一憂せずにすむからラク。いくつか試して『ティッシュとトイレットペーパーはPB商品にしよう』などと決めるのも手」。

【新常識 4 】日用品は〝送料無料〟のお助けアイテムと心得よ

ネット宅配は、注文商品の合計額が一定額以上で送料無料になることが多いから、買い物で「あと300円で無料になるのに!」なんてことがあったら、定番の日用品を300円分買い足して送料無料にするのがおすすめ。「私は注文画面の〝カートに入れる〟に、前もっていつも買う日用品を入れています。カートに入れておくだけなら購入に至りませんし、さっと穴埋めできて便利です」。

日用品のムダ買いを防ぐ「4つの新常識」とネットやスマホの「ムダな契約の解約法」 画像(6/6) なるほど、それはナイスアイディア!

ネットやスマホの契約にまつわるムダを撲滅

情弱(※)編集者・N木の「毎月のクレジット利用明細を見ると、知らないうちにちょこちょこお金が引き落ちてるんですよ!」というしょ~もない悩みに、和田さんが答えます。

※情報に疎い〝情報弱者〟の略語

N木(以下 N):毎月のクレジット利用明細を見ると「○○コンシェル100 円」とか「○○プルミュージック980 円」とか、なんだっけこれ? という引き落としがあるんです。

日用品のムダ買いを防ぐ「4つの新常識」とネットやスマホの「ムダな契約の解約法」 画像(10/6) 情弱編集者のN木

和田さん(以下 和):それ、使ってないなら早く解約しなくちゃダメですよ。

N:ですよね。でも解約って面倒くさそうで。

和:当たり前です。相手は解約させないように策を練ってるんですから。面倒くさいと思ったら相手の思うツボ! まずは明細を見て、支払いの内訳を一つ一つ確認して。

日用品のムダ買いを防ぐ「4つの新常識」とネットやスマホの「ムダな契約の解約法」 画像(15/6) それはダメ~!

N:じつはスマホの明細の内訳の見方もよくわからない(泣)。スマホを買った店に行けば教えてくれますかね?

和:それでもいいですけど、それじゃ時間も手間も交通費もかかりますよね。携帯電話の利用料金の詳しい内訳はネットで確認できますから、面倒くさがらずに「マイソフトバンク」や「マイワイモバイル」などのアプリからログインして、確認や解約をしましょう。

N:でもですね、ログインするときにまた引っかかるのがパスワードなんです。かなりの確率で「パスワードが間違っています」という表示が出てきて、気持ち的にゲームオーバー……。

和:分かります、そのやりきれなさ(笑)。パスワードは例えば、誰かの名前+誕生日、そのあとにAmazonならA、ドコモならDなどアプリの頭文字をつけて、統一しつつアレンジすると忘れにくいですよ。mai1015Aとかね。

N:なるほど~。で、解約はどうやってすればいいんですか? 公式サイトのどこを見てもいつも解約のページが見つからなくて迷子になるんです。

和:はい! デジタルに弱いN木さんにおすすめの解約方法は、ズバリこの3つです!

日用品のムダ買いを防ぐ「4つの新常識」とネットやスマホの「ムダな契約の解約法」 画像(21/6) これ、おすすめ!

① 「よくある質問」の下部にある「退会」をタップし、解約方法を調べる。

② GoogleやYahoo!などで「○○の退会の方法」を検索。

③ 最近ではアプリ内に「チャット」というLINEのようにやり取りできるオンラインサポートがあるので、そこで質問。

N:おー! これなら自力で解約できそう。

和:そうですよ。自分の身は自分で守らないと。そして何より「分からない~」って投げ出さないで分かろうとする姿勢が大事です。

N:……ですよね~。


日用品のストックが少なければ、収納する場所にも困らず省スペースにも! また、ネットやスマホの使ってないアプリやサービスは面倒でも勇気を奮い立たせて即、解約。こうして家計からムダを排除し、合理的にやりくりしていきましょー!


撮影=小林愛香 深田卓馬(キャラクター) 編集協力=宇野津暢子