話題の連載『夫の扶養からぬけだしたい』著者、ゆむいさんに聞く(3)

#育児・子育て   

※『夫の扶養からぬけだしたい』の期間限定転載は終了しました。

著者ゆむいさんのインタビュー記事を一部掲載いたします。

ママ向け求人サイト「ママの求人」で連載中に、堀江貴文氏がツイートしたことで話題となったWEB漫画『夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~』が、2月7日に書籍化されました。

収入がないことに引け目を感じ、言いたいことを我慢する専業主婦の主人公・ももこと、理解してくれようとせず、思いやりのない夫・つとむ。扶養から抜けて自立を目指すももこの葛藤と、夫婦関係を描いた本作品について、作者のゆむいさんにお話をお伺いしました。


—ゆむいさんご自身は、現在は実際に扶養を抜けられているとのことですが、何か変化はありましたか?

もともと、高校生から絵の仕事がしたい、絵でお金を稼ぎたいという気持ちがありながらうまく稼げず、親か夫の扶養に入ってきました。なので、「やっと!」という気持ちが大きいですね。

子どもの頃から親からは「どうせ女は一人で生きていけない」「波風を立てずに生きていくのが一番」と言われ、美術教師からは「絵で食べていくなんて無理」と言われながら育ったので、「できたじゃん!」と思っています(笑)

夫には及ばないですが、とにかく前向きに毎日過ごせています。

親からずっと言われてきた厳しい言葉


本当は、夫婦は稼ぐお金の額に関わらず対等であるべきだと思いますが、私はやっぱり自分が完全に夫に養われていることで、言いたいことを封じられてきたので、今ようやく言い返せるようになったな、と感じています。

「扶養から抜けたいと思っていたけど、お金の問題じゃなくて、自信が持ちたかったんだ」ということにこの作品を描きながら気づいたんです。なので、作品の中でも大切なメッセージのつもりで描いています。ぜひ見ていただきたいです。

 

—読者の方に、何か伝えたいことはありますか?

一番描きたかったのは、働くことで自信を取り戻した一人のママの姿です。

私はこの作品で専業主婦という生き方を否定するつもりは全くありません。

でも、もし今くすぶる気持ちを持っている方がいるのであれば、一歩踏み出す後押しができればいいな、と思っています。

それから、舟の話で出てくる「二人で自由になる」という表現もキーポイントで、妻だけでなく夫も、様々な抑圧から解放される手段を考えるきっかけになればと思います。

今小学1年生と幼稚園児の子どもがいますが、この子たちが大きくなってこの本を目にすることがあったら、その時には「こんな時代があったんだー」と思えるように世の中が変わっていてほしいですね。

コミックエッセイ「夫の扶養からぬけだしたい」の結末はいかに?衝撃のラストは▼こちら▼から!

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