フロリダ、TBS、あげみざわ… もはや原型がない!? 進化する若者の省略言葉

#くらし   
文章を省略した“若者言葉”の数々


若者が使う言葉として、「なう」や「おこ」は今や時代遅れ。

現在ではさらなる“省略言葉”が続々と生まれています。

最近の若者は、いったいどんな言葉を使っているのか。

気になるその実態を少し覗いてみませんか?

「TBS」はテレビ局じゃない?


1月に放送された「アメージパング!」(TBS系)では、外国人が驚いた若者の“省略言葉”が特集されました。

番組ではまず「フロリダ」を紹介。

「フロリダ」は、「お風呂入るから離脱する」という意味なのだそう。

また他にも「イケボ=イケてるボイス(声がかっこいい男子)」や「りょ=了解」といった省略言葉が登場しています。

LINEなどでやりとりをする際は、「ごめん、今からフロリダ(ごめん、今から風呂入るから離脱する)」「りょ(了解)」という風に使われているようです。

出演者の坂本昌行さんと三宅健さんは、「TBS」の意味を当てるクイズにもチャレンジ。

「とってもバリショック」「TODAYバリショック」「THEバリショック」とさまざまな回答がでましたが、正解は「(T)テンション(B)バリ(S)さがる」という意味でした。

これらの省略言葉には視聴者からも、「私の中でフロリダはアメリカだし、TBSはテレビ局だよ」「知らない言葉がどんどんと増えていく」「原型すらないじゃん!」「どこからどう変わっていったのか…」といった声が。

また「それだけ柔軟に考えられるのがむしろすごい」「女子高生が使ってる略語とか、たまにめちゃくちゃセンスいいなって思う時がある」と感心の声も上がっています。

JC・JKの中で一番流行った“コトバ”は「あげみざわ」


【写真】企業名(商品名)×言葉が2018年のトレンド?


新しい言葉を生み出す若者として、まず例に上がるのは女子中学生や女子高生といった若い女性。

現役女子大生が社長を務める女子中高生マーケティングチーム「株式会社AMF」は、「2018年上半期のJC・JK流行語大賞」を発表しています。

調査によると、「コトバ部門」で第1位に輝いたのは「あげみざわ」。

テンションが上がったときや嬉しい時に使う言葉で、「あげ」→「あげみ」→「あげみざわ」と進化を遂げた最新の「あげ」です。

2位には「ありがとうございます」が原型の「あざまる水産」がランクイン。

企業名(商品名)×言葉が今年のトレンドになっていることも明かされていました。

他にも「ないたー」「クセがスゴい」「いい波のってんね」がトップ5入り。

またネット上では「了解道中膝栗毛」「やばたにえん」「どちゃくそ」「てられな」「のちほ~」といった言葉も紹介されています。

聞いたことがあるものから、まったく意味の分からないものまで若者の使う言葉は多種多様。いったいどんな意味があるのか、想像してみると面白いかもしれませんね。

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